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2013.10.24

虐殺に使われた武器

Helicopters supplied to Indonesia by Australia used in military operations amounting to genocide: Report - オーストラリアから提供されたヘリコプターが1970年代にインドネシア政府が起こしたジェノサイドに使われたと指摘する豪エイジ紙の記事。

RAAF Iroquois Helicopter at air show Laverton by Liam Ryan1977年から78年にかけて西パプアの中央高地で行なわれた虐殺に、オーストラリア軍が提供していたイロコイ・ヘリコプター2機が使われたと考えられることを、香港に拠点を持つ人権団体 Asian Human Rights Commission が発表しました(サイトを見てみたのですが、記事で言及されている The Neglected Genocide: Human rights abuses against Papuans in the Central Highlands, 1977–1978 という報告書を見つけることができませんでした。私が疲れているだけかもしれませんが)。

中央高地の虐殺では、5,000人から数万人にのぼる西パプア市民が虐殺されたそうです。単に殺すだけでなく、さまざまな拷問も行なわれたらしく、エイジ紙の記事にはかなり詳しく蛮行の数々が記されています。

私が関心を持ったのは、このような記事が書かれるのは、人道に反する犯罪に自分の国の武器が使われたことについて、オーストラリアで良心の呵責のようなものが感じられていることの反映だろうということ。私たちの国では武器輸出三原則を緩めようなどという動きもありますし、世界的に最近の人たちはもうそんなことは気にしなくなっているのかと思っていたものですから。

写真は Liam Ryan さんが CC-by-nc-sa で公開しているもの。虐殺に使われたというイロコイ型ヘリ。

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2013年 10月 24日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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