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2013.03.21

ラ・マルセイエーズを歌わない

Benzema's anthem snub riles National Front - サッカーのフランス代表、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)選手は試合前に国歌を歌いません。

OLivier's Dream by julien `インタビューで、「歌ったこともないし、これからも歌うつもりはない」と語ったところ、極右政党の国民戦線が、彼の態度はフランス代表のユニフォームへの侮辱であるとして、彼を代表から外すことを要求する声明を出しました。

ベンゼマ選手はフランス生まれですが、両親は旧植民地アルジェリアの出身。同じくアルジェリアの血を引くジネディーヌ・ジダン選手もマルセイエーズを歌わなかったとベンゼマ選手は言っています。また、代表チームのキャプテンだったセネガル出身のパトリック・ヴィエラ選手も歌いませんでした。

「ラ・マルセイエーズを歌ったからって、ハットトリックができるわけでもない。なぜこれが問題になるのか分からない。(かつて代表だった)リリアン・テュラム選手は歌っていたが、だからって彼のほうが私よりフランスをより愛していたことにはならない」。

ナショナルチームという場だけでなく、さまざまな状況で、ベンゼマ選手と同じことを言いたい仲間がいると思います。フランスに、そして私たちの国にも。がんばれ。

ベンゼマ選手をあしらった看板の写真は julien ` さんが CC-by-nc-sa で公開しているもの。

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2013年 3月 21日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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コメント

革命の歌なんでしょうが,歌詞はそうとう血なまぐさいものでしたよね.

投稿: yamamoto | 2013/03/21 21:06:57

yamamoto さん、コメントありがとうございました。

「レ・ミゼラブル」にも出てきましたか?(私はまだその映画を観ていません。)たしかに、かなり暴力的な歌詞ですよね。侵略と植民地支配の暴力と心の中で重なってしまうのかもしれません。

今月で退官なさるのでしたよね。これからも変わらぬご活躍をお祈りいたします。

投稿: うに | 2013/03/22 0:24:02

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