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2013.01.07

普通の国になるドイツ

Germany Moves Closer to Accepting Military Role - ドイツが軍事面で「普通の国」になりつつあるというニューヨーク・タイムズの記事。星条旗紙にも転載されていました。

Brandenburg Gate by j27上で「普通の国」と端折って書いた部分は、記事中では「軍隊との普通の関係に静かに近づきつつある」となっています。NATO 同盟国に派兵したりといったことを主に指しています。

第2次世界大戦後、軍国主義の歴史との兼ね合いから、ドイツ市民は平和主義的な思想を持っていた。しかし、歴史が遠ざかるにつれ、1999年のコソボ派兵あたりから、国外への、あるいは NATO 域外への展開への抵抗が薄れてきた。今回、シリアでの情勢悪化に伴い、トルコに400人規模の派兵を行なうことを議会が決めたが、派兵反対のビラを撒くために集まった市民は数少なかった、といったことが書かれています。

こういったニュースが私たちの国の事情と並行するものだとして論じられるとしたら、それは間違いだろうと思います。最近も書きましたが、戦後責任の取りかたが、この2つの国の間では同じではなかったからです。

写真は j27 さんが CC-by で公開しているもの。

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2013年 1月 7日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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コメント

疑問に感じます
責任の取り方については同意しますが
当時の気持ちが薄れているのは事実でしょう
「のどもと過ぎれば」と言う意味
知ってますよね
何がどうあれ、武力等の行使に抵抗が薄れてきた
これは肯定できる事ではないと思います

アメリカは軍事行動を肯定しなければいけない立場なのでそのような評価をしているのでしょう

武力はどうあれ人殺しの手段でしかないと思います
「~だから大丈夫」「~の条件を満たしているなら許される」
そうでしょうか?
平和活動においてはこのような例外が一番怖いと思います

侵略戦争は否定される、ただし防衛のためだったら許される
近年の戦争は全て防衛の為です
防衛目的だったら人殺しも許される事になります

今ある現代の武器で人間を攻撃すれば、今まで横で会話していた人が手の一部だけ、足の一部だけになるのですよ
お世辞にも歓迎される事じゃないと思います

もしも当時を反省したのなら、平和活動にこそ向かうべきで
その逆に向かうと言うのはのどもと過ぎればだと思います

戦争を安全保障の為に肯定する立場をとるアメリカの市民も含め戦争は平和を求める市民たちの平和を脅かすものでしかないと思います
戦争当事国であるアメリカの市民こそ戦争反対のデモが起きて
戦争を肯定する政府に反論と疑問を投げかけています

武力による威嚇、武力の行使は、誰だったら許されるなんて事はあってはならないと思います
人を傷つける事はどのような理由があっても許されない事です
可能な限り武力は否定すべきだと思います

平和を求める人たちが平和の為に運動を起こしているかのように見えましたが少し雲行きが怪しいと思います
今の世界に必要なのはテレサやガンジーでしょう
全ての人に対し平等に平和を求める存在

投稿: O | 2013/01/12 15:11:54

Oさんのような考えの人が一人でも多いことを祈ります。

投稿: うに | 2013/01/12 22:35:24

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