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2013.01.18

リトアニアの不寛容

Tolerance survey: Lithuanians grow more homophobic and resent Roma, but accept Russian-speakers - リトアニアで行なわれた、寛容に関する、つまり裏を返せば差別意識に関する調査の結果。

Untitled by Sjors Provoostだれと話したくないか、だれの隣に住みたくないか、だれといっしょに働きたくないかといった質問に対して、一番多く出てきたのはロマ、続いて服役歴のある人、そして知的障碍者、同性愛者といった答えが並びました。これら「上位陣」は以前の調査と同様な傾向。ただ、これらの人たちへの差別が許されると考える人は増えているようです。また、これらの人々に偏見を持っている人の多くは身近にこれらの人々がいないと答えました。つまり、偏見は直接の体験ではなく、伝聞によって形成されていると見ることができます。

反対に、差別意識が下がったのは、リトアニア語を話せない人たち、ロシア語を話す人たち、および、身体障碍者に対して。まあ、ロシア語については、ソ連という時代を知らない人たちも大人になるころですから、当然かもしれません。

あと、特に雇用に関しては、年齢による差別(高齢者への差別)も大きな問題のようです。

差別を見てそれをしかるべきところに報告したのは1%足らず。また、「しかるべきところ」がどこかを知っている人も11%にとどまりました。見て見ぬふりをした人の56%は、「声をあげても何も変わらないから」という答えだったそうです。

遠い国の話だと、客観的にというか冷静に見ることができますよね。見るだけじゃダメで、自分の周りで行動にしていかなければいけないのだろうけれど。

写真は Sjors Provoost さんが CC-by で公開しているもの。リトアニア北部にある「十字架の丘」という場所だそうです。一応、迫害というテーマで考えたのですが、ちょっとこじつけですね。

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2013年 1月 18日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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