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2013.01.08

空港を作らないコンサート

Notre Dame des Landes airport protestors stage music festival - 空港の建設に反対する市民が建設予定地で野外コンサートを開きました。

Manifestation à Notre-Dame-des-Landes by cafe repaire de Locmiquelicフランス西部の都市ナント近郊にある Notre-Dame-Des-Landes という村では、10年ほど前から Aéroport du Grand Ouest と呼ばれる新空港の建設が計画されてきました。住民の反対が根強いため、計画は頓挫した状態になっていましたが、昨年秋、土地の接収などが行なわれたことにより、状況が一気に緊迫し、催涙ガス弾と火炎瓶の飛び交う状態となりました。

その「着工が遅れている地区」(zone d'aménagement différée)でこの週末、大規模な野外コンサート "FestiZad" が開催され、主催者側の発表で3万人が参加したそうです。

反対派と警察の衝突が激化したころの記事には、この闘いはただ単に空港建設のための立ち退きをめぐるものではなく、移民やロマの排斥とか、貧しい人たちが都市から追い出されることとかと繋がっているのだ、という意見が紹介されていました。ノートルダム・デ・ランドの近くに住む人たちだけに関わることではない。みんな同じ惑星に住んでいるのだから、と("French anti-airport protesters prepare for battle")。振り返って、私たちの国の脱原発のゆくえについても、同じように思っている人が世界に数多くいるのだろうと思いました。

写真は cafe repaire de Locmiquelic さんが CC-by-nc-sa で公開しているもの。昨年11月撮影。

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2013年 1月 8日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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