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2013.01.30

ナポリの無関心

Naples residents collect money for homeless man's funeral - 亡くなったホームレスのための募金。

Galleria Umberto by wenzday01先週、イタリア南部のナポリで、1人の野宿者が亡くなりました。オペラハウスの前のきらびやかな商業施設の中で、毛布を被ったまま死んでいました。通行人も多かったようですが、だれもそれを届け出る人はいませんでした。

ナポリは冷たい無関心な街だという評判を払拭しようと、彼の葬儀のために市民らが募金が始めたという話。

そう言えば、京都の三条大橋で「ビッグイシュー」を売っていたおじさん、秋にいなくなってしまいましたが、どうしたのだろう。彼は健康そうだったし、生活もある程度安定しているようだったから、どこかで働き始めたのだと思っているのですが。この記事を読んだら、心配になってしまいました。

ナポリの話に戻って、ガレリア・ウンベルトの写真は wenzday01 さんが CC-by-nc-nd で公開しているもの。ここで亡くなっているのが見つかったそうです。

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2013年 1月 30日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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コメント

 福島へボランティアに行ってたころ、新聞の切り抜き帳にこんな歌があったのを偶然みつけました。

  一つの死はその死者の中に棲まひいし
  幾人の死者をとはに死なしむ  稲葉京子

 2000・12・10 朝日新聞 「折々のうた」大岡信
 大岡さんの解説は以下の通りです。
  『天の椿』(平成12)所収。一個人の死の意味を
問うことが真剣に考えられなくなった時代である。それに対して、一つの角度から「ちがう」と断固声をあげた歌。「1人の死は、その死者の中に棲みついて、実はそれまで共に生きてきた幾人かの、すでに死んでいる人々を、今度こそ永遠に死なしてしまう」。個人の死の意味を何度も考えさせられる体験を重ねてきた人の、これこそ、身についた哲学。

 僭越で押し付けがましいですが、紹介させていただきました。

投稿: ワイ・ワイ | 2013/01/30 21:40:37

ワイ・ワイさん、

私は詩歌に対する感性が非常に乏しいのですが、ご紹介いただいた歌は、真実を述べていて、そしてその真実にふだん私たちがあまり気づかないでいるという点において、いい詩だと思いました。ありがとうございました。

投稿: うに | 2013/01/30 22:58:14

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