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2013.01.28

空爆訴訟

Barcelona pursues Italy over 1938 bombing - スペイン内戦当時の戦争犯罪に関する裁判が開かれることになりました。

plaça sant felip neri by brigadistak1938年1月30日、右翼のフランコ将軍の依頼で、イタリアは、バルセロナを空爆します。人口密集地への無差別空爆のはしりとなるものだったそうです。

この爆撃に関するイタリアの謝罪を求める訴訟がバルセロナの法廷で審理されることになりました。提訴したのは空爆の幸存者の人たちや、バルセロナに住んでいるイタリア人の人たち(AltraItalia)です。幸存者の人からは「許すことはできるが、忘れることはできない。これは復讐のための訴訟ではない」という言葉が、「もう一つのイタリア」の人たちからは「裏切り者と呼ばれるのは覚悟の上だ。しかし、私の祖国は人類全体だ」といった言葉が伝えられています。

記事によれば、イタリアはスペイン空爆以外にも、リビア、エチオピア、スロベニア、ギリシャでも大量虐殺を行ないましたが、これまでになされた謝罪はベルルスコーニ前首相がリビアに対してしたものだけだそうです。

裁判という形はともかく、戦争という過ちを忘れないでいるためにも、よい取り組みだと思います。

私たちの国も、同時期に重慶への空爆を行なっていますが、責任のありかは明らかにされ、歴史はちゃんと受け継がれているのでしょうか。

写真は brigadistak さんが CC-by-nc-sa で公開しているもの。バルセロナ空爆の傷跡。

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2013年 1月 28日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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