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2012.04.24

民主主義は輸出できない

Dealing with Tyrants: German Military Rethinks Exporting Democracy - ドイツのシュピーゲル誌がドイツ軍(Bundeswehr)の政策転換を報じています。

Bundeswehr raus aus Afghanistan. Zivil helfen  by Hier ist DIE LINKE9.11 以降のアメリカ主導の戦争の時代に、ドイツも初めて NATO 区域外への派兵を行なったわけですが、その論拠は「民主主義の輸出」でした。しかし、シュピーゲル誌が入手した文書によれば、この考えかたが見直され、今後、軍事介入によって民主主義の輸出を拙速に行なうのではなく、外務省が中心になって、民事的な支援をまとめていくことになるようです。

たとえ地元の勢力が暴力的であり、民主主義と相容れないように見えても、その文化や伝統を尊重していく。民主主義の構築においては、国外の勢力の存在は有害になりやすい。そのような表現が見られます。

なかなかアフガニスタンから出て行くことのできない苦しみを読み取ることもできますが、おおむね、当たり前の結論に落ち着いたと言えるのかもしれません。

写真は Hier ist DIE LINKE さんが CC-by で公開しているもの。「戦争は解決にならない」。

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2012年 4月 24日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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