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2012.04.30

絶滅してしまうま

Strange mating habit threatens survival of the Grevy’s Zebra - ケニアなどに生息するグレビーシマウマという動物が絶滅の危機に瀕しているそうです。

Grevy's Zebra by dermoidhomeシマウマは、アフリカ南西部に棲むヤマシマウマ、アフリカ東部から南部にかけて広く分布する平地シマウマ、アフリカ東部に生息するグレビーシマウマが御三家だそうです。問題のグレビーシマウマは平地シマウマと比べて、縞が細かい、おなかが白くなっていて縞が回り込んでいないなどの違いがあります。

生態としては、オスが争ってメスを獲得しようとする平地シマウマと異なり、グレビーシマウマの男子は「草食系」で、女子が寄って来るのを待つだけなのです。だから出会いが少ない。

で、同じ土地に平地シマウマが100倍も多く住んでいるので、交わってしまうのだそうです。それで、純血のグレビーシマウマが減っていると。

それはそれでいいようにも思えますけれども。きっとシマウマも "If you can't be with the one you love, honey, love the one you're with" とか歌っていると思います。

写真は dermoidhome さんが CC-by-nc-nd で公開しているもの。平地シマウマと比べてみてください。

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2012年 4月 30日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.29

世界の記憶

UNESCO acknowledges S. Sulawesi's La Galigo - インドネシア、スラウェシ島に伝わる神話「ラ・ガリゴ」がユネスコの世界記憶遺産(Memory of the World)に登録されたそうです。

i La Galigo berlabuh di Makassar *motofotoorang* by shintabastian「ラ・ガリゴ」は世界創造などを描いた膨大なテキストで、ブギス語、ロンタラ文字によって記されているそうです。インドネシアでは、かつては700を超える言語が話されていましたが,現存するのは20言語、13文字体系だけだということです。貴重な遺産です。

記事はまた、「ラ・ガリゴ」の写本の多くは、旧宗主国であるオランダにあること、今回の申請はインドネシアとオランダ共同で行なわれたこと、現在保管にあたっているライデン大学の関係者が世界記憶遺産登録を機にスラウェシ島に写本を返還したいと語っていることなどを伝えています。

世界記憶遺産には、私たちの国からは、昨年、山本作兵衛さんの炭坑記録画が登録され、話題を呼びましたが、リストに載っているのはこれ一つです。長い歴史を持つ社会であるし、万世にわたって未公開の財宝が継承されて来たのだろうし、植民地支配を通じて文化財の略奪を行なったことも明らかであるし、なぜもっと積極的に登録に取り組まないのか不思議です。

リストにはフランスの人権宣言もあります。世界に誇れるものとして、日本国憲法をまず推薦したいです(リンク先は国立公文書館所蔵の原本。画像には著作権が主張されているようです。いかがなものでしょう)。

写真は shintabastian さんが CC-by-nc-nd で公開しているもの。 La Galigo の一幕だと思います。

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2012年 4月 29日 午前 12:00 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2012.04.28

郵便配達は一日おき

NZPost considers delivery cutbacks - ニュージーランドでは郵便の配達が隔日になるかもしれません。

NZ Post by yercombe早期から郵政民営化に取り組み、1987年に郵政事業を公社化したニュージーランドでは、郵便会社 New Zealand Post の業績が年々悪化しています。小包などの取り扱いは増えているようですが、手紙類はどんどん減っているようで、このままでは赤字化が避けられないため、郵便配達を現在の週6日から週3日に減らすよう検討が進められているそうです。これによって、もちろん、従業員が削減されます。現在は人口の95%に対する週6日の配達が定款で義務づけられているそうで、これの改訂を求めるようです。

記事からは、全国一律に配達が一日おきになるような印象を受けますが、現実にそうなのか、それとも都市と僻地で新たな格差が作られるのか、興味があります。行き先の見えない私たちの国の郵便が「ユニバーサル・サービス」を貫けるかの目安になるかもしれません。

ニュージーランドの郵便ポストの写真は yercombe さんが CC-by-nc で公開しているもの。

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2012年 4月 28日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.27

脱原発で増税に異議あり

橋下市長、再稼働反対で増税も 大飯原発」 - 26日の関西広域連合会合での提案。

Mike Weightman (02810459) by IAEA Imagebank夏の電力ピークを乗り切るには新たな負担が必要になり、自家発電などをする企業に優遇措置をするため、増税するのだそうです。「住民が安全性を重視し再稼働に反対した場合、応分の負担が生じる」ことを示すのが狙いだと書かれています。

脱原発をすることによって、これまで通りの生活や経済活動が続けられないのは当たり前ですが、それは、まず第一に、潤沢な電力をあてにした工業生産というものが見直されなければならないということです。生産活動を今までのままに保ち、それを労働者の税負担増によってまかなおうというのは、市民の論理ではなく、資本家の論理に過ぎません。

橋下大阪市長のこの意見は、民主主義の中で、はっきりと否定されるでしょう。

東電福島第一原発3号炉の写真は IAEA Imagebank が CC-by-nc-nd で公開しているもの。

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2012年 4月 27日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2012.04.26

蚊の生態が変わる

Dengue mosquitoes change breeding habits - フィリピン、ミンダナオ島南部から、デング熱(デンゲ熱)に関するニュース。デング熱を媒介する蚊の生態が変わり、病気の蔓延が心配されています。

by dincordero近年、2つの重要な変化が観察されているそうです。1つは、かつては繁殖は雨期だけに限られていたのに対し、最近は雨期、乾期を問わずに繁殖すること。もう1つは、以前は澄んだ水の中でしか繁殖しなかったのに対し、今では、汚れた水たまりでも繁殖するようになったのだそうです。これに伴い、実際の感染件数も増加しています。

蚊が気候変動に上手に適応していることが分かる、とのことです。

脱原発だけでなく、気候変動の点からも、私たちの生活や経済活動を根本的に見直さないと…

デング熱を運ぶ蚊の写真は dincordero さんが CC-by-nc-sa で公開しているもの。

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2012年 4月 26日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.25

いじめと奨学金

Foundation awards 15 scholarships in memory of bully victim Carl Joseph Walker-Hoover - いじめが原因で自殺した子どもの名前を冠した奨学金の話。

11-Year-Old Carl Joseph Walker-Hoover Hangs Himself after Enduring Daily Anti-Gay Bullying by VJnetアメリカのマサチューセッツ州スプリングフィールド。3年前、ここで、小学6年生の男の子がいじめを苦にして自殺しました。いじめをなくそうという運動の中から、彼の名を残す基金が生まれ、マラソン大会やパーティーなどの参加費を原資に、小さな奨学金ができました。

「いじめっ子になるより友だちになれ」(“Be A Buddy Not a Bully” )が合言葉。決してこの言葉は子どもたちだけに向けられたものではないような気がします。この諭しに耳を傾けるべき大人が何人か思い浮かびます。そんないじめ大人に虐げられる人々に、私はもっと心を寄せなければなりません。

今は亡きカール・ジョゼフくんの写真は VJnet さんが CC-by-nc-sa で公開しているもの。

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2012年 4月 25日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.24

民主主義は輸出できない

Dealing with Tyrants: German Military Rethinks Exporting Democracy - ドイツのシュピーゲル誌がドイツ軍(Bundeswehr)の政策転換を報じています。

Bundeswehr raus aus Afghanistan. Zivil helfen  by Hier ist DIE LINKE9.11 以降のアメリカ主導の戦争の時代に、ドイツも初めて NATO 区域外への派兵を行なったわけですが、その論拠は「民主主義の輸出」でした。しかし、シュピーゲル誌が入手した文書によれば、この考えかたが見直され、今後、軍事介入によって民主主義の輸出を拙速に行なうのではなく、外務省が中心になって、民事的な支援をまとめていくことになるようです。

たとえ地元の勢力が暴力的であり、民主主義と相容れないように見えても、その文化や伝統を尊重していく。民主主義の構築においては、国外の勢力の存在は有害になりやすい。そのような表現が見られます。

なかなかアフガニスタンから出て行くことのできない苦しみを読み取ることもできますが、おおむね、当たり前の結論に落ち着いたと言えるのかもしれません。

写真は Hier ist DIE LINKE さんが CC-by で公開しているもの。「戦争は解決にならない」。

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2012年 4月 24日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.23

茶の国

Tea to be declared India's national drink - チャイがインドの国民的飲料の称号を与えられるそうです。

chai-wallah by Neetesh Gupta (neeteshg)これは国家計画委員会の副委員長が茶の産地として有名なアッサム地方を訪れた際、明らかにしたものです。チャイがインドで最も飲まれている飲み物である(他の記事では、83%の家庭で飲まれているとありました)ほか、19世紀にはじめて茶の栽培を行なったインド人で、セポイの反乱の指導者の一人であった Maniram Dewan さんという人を記念する意味合いがあるとのこと。来年の4月、彼の誕生日に国民飲料に命名される予定です。

記事は、茶以外の飲み物、特にココナッツ・ジュース、レモン水、ラッシーの愛好者から異論が出るかもしれないと記しています。

私たちの国を代表する飲み物は何でしょうかねえ。ヤクルト、カルピス、ポカリスエットは特定企業のものだからなあ。夏にこの話題を出せば、麦茶に即決しそうですが、一年通してとなると、やっぱりお味噌汁でしょうか。

写真は Neetesh Gupta (neeteshg) さんが CC-by-sa で公開しているもの。早朝にチャイを淹れる茶職人(chai wallah)。

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2012年 4月 23日 午前 12:00 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2012.04.22

ストライキ学生が機動隊と衝突

Tuition protests turn violent in Montreal as students clash with police - カナダのモントリオールで、州立大学の学生たちが機動隊と衝突しました。

 Speleo Perdido学生たちは年間325カナダドル(約26,700円)の学費値上げに反対して、過去10週間、ストライキを行なってきました。ストを率いているのは Coalition Large de l'Association pour une solidarité syndicale étudiante (CLASSE) という団体です。

最近まで、ストは平穏なものでしたが、先々週ぐらいから先鋭化し、先週の金曜日には投石と催涙弾の飛び交う騒ぎとなりました。十数名の逮捕者が出たもようです。

学費値上げ反対を訴えながらほぼ1学期を棒に振るストをすることには異論もあると思います。しかし、公教育のあるべき姿を真剣に考えていることは確かでしょう。

私たちの国では、ストライキという概念があまりに遠いものになってしまいました。喫緊の課題、原発再稼働の阻止を考える時、この古い道具にもう一度活躍を願ってしまいます。

衝突の現場の生々しい写真は Speleo Perdido さんが CC-by-nc-sa で公開しているもの。

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2012年 4月 22日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.21

楽団に入札

Belgrade Philharmonic "offers support to highest bidder" - セルビアのベルグラード交響楽団が「身売り」(あくまでも括弧付きですが)。

The front line by Pereccaベオグラード交響楽団(Београдска Филхармонија)のウェブサイトに競争入札の告示が出ています。最も高い金額を提示した政党に楽団が支持を表明するという呼びかけです。ただし、ドナウ川かサヴァ川のほとりにコンサートホールを建てるための土地を寄付すること、そして、政党執行部の役員が過去4年間に楽団のコンサートを聴きに来たことを証明できること。

残念ながら、話に乗る政党がなく入札は不成立に終わったそうです。セルビアの文化政策も先行きが暗そうです。

どこの国もオーケストラは大変ですね。でも、政党の間で入札なんて皮肉が通るのは、人を罵倒してばかりいるような独善的な市長がいないからなのでしょう。

写真は Perecca さんが CC-by-nc-sa で公開しているもの。ベオグラード交響楽団のコンサートの休憩時間。

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2012年 4月 21日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.20

合同軍事演習に抗議

Militants burn US flag in anti-Balikatan rally in Zamboanga City - フィリピンとアメリカが共同で行なっている合同軍事演習に上がる抗議の声。

US troops Out Now! by Keith Bacongco19日、ミンダナオ島のザンボアンガ市では、約2,000人がバリカタン軍事演習に反対する集会に参加しました。Balikatan (肩を組んで)は、ここ10年ほど、毎年行なわれている演習で、毎年抗議行動が行なわれています。

基地の近くで、警察、軍、消防が厳しく取り囲む中、アメリカ国旗が焼かれたそうです。この日は、また、フィリピン各地で、そしてアメリカ各地のフィリピン大使館、領事館などでも抗議行動が行なわれました("New Yorkers stage surprise Anti-Balikatan Protest inside Philippine Consulate")。

もう一言付け加えようと思ったのですが、なんとなく「きれいごと」みたいな感じがするので、消してしまいました。

写真は Keith Bacongco さんが CC-by で公開しているもの。2008年の演習に抗議する集会です。

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2012年 4月 20日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.19

島はだれのもの

Iran MPs slam UAE claims, say ownership of PG islands non-negotiable - 島の帰属をめぐり、自国の領土であることは疑う余地がないと国会が決議しました。

Strait of Hormuz  by eutrophication&hypoxia領土争いが起こっているのは、ペルシャ湾ホルムズ海峡にある Abu Musa、 Greater Tunb、 Lesser Tunb という3つの島です。現在、これらの島はイランが実行支配していて、アラブ首長国連邦(UAE)がこれを違法な占領と呼んでいます。

先週、イランのアフマディネジャド大統領がアブムサ島を訪れたのに対し、UAE が大使を召還するなどの抗議を行ないました。これに対し、イラン国会は、3島はイランの固有かつ不可分の領土であり、訪問は内政問題であるとして、UAE の主張に反論しました。

冒頭にリンクを張った記事はイランの国営 PressTV のものです。論調は、私たちの国のテレビなどが私たちの国が抱える領土問題を報道する時と同じような感じです。

UAE 側の英語報道では、Gulfnews の "UAE will retain rights to islands" などがあります。

ホルムズ海峡の衛星写真は eutrophication&hypoxia さんが CC-by で公開しているもの。海峡の上のほうに、イルカのような形の大きな島がありますよね。その下にポツン、ポツンとあるのが問題の島々です。

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2012年 4月 19日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.18

脱原発ハンストに連帯します

大飯再稼働:経産省前で集団ハンスト突入」 - 経済産業省前で脱原発をめざしてテントを張っているグループがハンストを始めたことが報じられています。

Kasumigaseki, Tokyo by no_typographic_man福井県の大飯原発再稼働に反対し、現在稼働している唯一の原発、北海道の泊3号機が停止するまでの19日間。どうかご無理をなさらないようにと、遠くから祈ります。ハンスト打ち切りを喜んで決断できるような、いい契機が早く訪れることを願ってやみません。

「人道的な見地から」機動隊によって強制排除というのが可能性としてありますね。ふと、天安門でハンストをしていた学生たちの姿がまぶたの裏に浮かびます。

どんな人たちかすら私は知らないのですが、どうか、いい笑顔、力強く上げられた拳が見られますように。

April 17, 2012 - A group of citizens has started a 19-day hunger strike in front of the Ministry of Economy, Trade and Industry in Tokyo, Japan. The group is demanding that the nuclear reactors in the country be kept off line. Since the Fukushima disaster, all but one reactors have been deactivated. The end of the fast on May 5 is scheduled to coincide with the day the last remaining reactor, Tomari 3 in Hokkaido, is to be taken off line for maintenance. The Japanese government has been trying to persuade the country that the reactors at Oi Power Plant in Fukui are safe and should be restarted, but there is a strong and widespread opposition to the plan.

霞ヶ関の写真は no_typographic_man さんが CC-by-nc-nd で公開しているもの。きっと、原発への赤信号でしょう。

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2012年 4月 18日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.17

留学生が追い出された

Sudan’s police academy expels southerners who celebrated fall of Heglig - スーダンの警察学校から留学生が追放された話。

Women and children leave Abyei by ENOUGH Projectスーダン政府の警察学校には、昨年独立した南スーダンからの留学生がいるそうです。スーダンと南スーダンは国境付近の領土をめぐって軍事衝突を起こしていて、先週、南スーダン軍がコルドファン地方のヘグリグという町を制圧しました。留学生たちがこれに歓喜の声を上げたのが、警察学校生にあるまじき行為と見なされ、放校処分となったそうです。喜んで見せた学生だけでなく、南スーダンからの留学生すべてが処分の対象となりました。

うまく言えないのですが、この記事を読んで、高校無償化からの除外措置の話を思い出しました。自分でも、なんで似ているように感じられるのか、よく分かりません。相似としてはあまり強くないんですよね。高校無償化の話は支配と統治の中核的な仕組みである警察をめぐる問題でもないし、ましてや交戦中の国との話でもないし。この感じ、だれにも伝わらないかも。

両国国境付近の写真は ENOUGH Project さんが CC-by-nc-nd で公開しているもの。

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2012年 4月 17日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.16

拘禁者の大規模ハンスト

Palestinian prisoners in Israeli jails to go on hunger strike - イスラエルに収監されているパレスチナ人による大規模なハンストが行なわれます。

by frecklebaum現在、イスラエルの刑務所に収容されているパレスチナ人は4,600人程度と見られていますが、その3分の1にあたる約1,600人がパレスチナ囚人の日にあたる明日、無期限ハンストに入ります。

主な目的は、正当な司法手続きに基づかない行政拘禁(administrative detention)と独房への収監に抗議し、それらのことを世に知らしめること。

この集団抗議行動を前に、11人の囚人がハンストを実行中で、衰弱の激しい人もいるようです。

ハンストに臨む人たちに連帯し、その人権が尊ばれることを切に希望します。

写真は frecklebaum さんが CC-by で公開しているもの。かなり古い写真ですが、7年前の囚人の日、当時拘束されていた人の写真を掲げる家族。

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2012年 4月 16日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.15

経済制裁への異議

Iran’s Nobel Laureate Concerned About Sanctions - ノーベル平和賞受賞者のシリン・エバディさんがイランに対する経済制裁への反対を表明しています。

NOBEL LAUREATE SHIRIN EBADI by anaelisafotoShirin Ebadi さんはイランの反体制活動家で、イラン政府と見解を一にすることはめったにありません。しかし、そんな彼女から見ても、イラン政府の弱体化を狙うと称して行なわれている経済制裁は、物資の不足と経済の破綻を招き、市民を傷つけていると言うのです。「生活を成り立たせるためには、制裁が解除されねばならない」と語っています。

イランの他に、私たちの身近にもう一つ厳しい経済制裁の対象とされている国があります。ここでも、困っているのは普通の人々であることは歴然としています。

写真は anaelisafoto さんが CC-by で公開しているもの。

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2012年 4月 15日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.14

茶と農薬

Banned pesticides found in teas produced by popular Chinese tea brands - グリーンピース中国(绿色和平)が、中国の有名ブランド茶を調査したところ、禁止されている殺虫剤などが検出されたそうです。中国語での報道発表は 《荼——2012年茶叶农药调查报告》

tetere - 076/366 by rofi調査の対象となったのは、张一元、吴裕泰、御茶园、竹叶青、天福茗茶、八马、日春、海南农垦などのブランド。これらの会社の製品から農薬 Methomyl (灭多威)、Fenvalerate (氰戊菊酯)、Endosulfan (硫丹)の残留が検出されました。これらの茶の多くは私たちの国などにも輸出されているものだそうです。

ここに名前がなかったからといって、単に調査しなかっただけで、すれば名前が出るのかもしれず、安心がなりませんが、ぜひとも心配せずにお茶が飲めるようになってほしいものです。

それにしても、原発にせよ、農薬にせよ、私たちは断ち切ることができるのでしょうか。簡単ではないことは確かですね。でも…

写真は rofi さんが CC-by-nc-sa で公開しているもの。

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2012年 4月 14日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.13

妹に恋した罪

Human Rights Ruling: German Incest Ban Upheld by European Court - ドイツでは近親相姦が法律によって禁止されていて、その法律の妥当性をヨーロッパ人権裁判所(ECHR)が判断しました。

Brother and Sister by Thomas Hawk2008年にドイツ最高裁は、妹との間に4人の子どもをもうけた男性(別々の家で暮らしていて、24歳の時に、はじめて8歳年下の妹に会ったそうです)の訴えに対して、近親相姦は家庭にとって有害であり、障碍を持った子どもが生まれる危険性を高めるなど社会全体にも悪影響を持つとの判決を出しました。今回の ECHR の判決は、このドイツ高裁の判断が「道徳と他者の権利を守る」ことを目的としたものであり、欧州人権条約(European Convention on Human Rights)第8条の提示する人権擁護の観点から見て問題はないとしたものです。

子どもが障碍を持つ危険性が高まるからよくないというのは、明らかに優生学的な考えで、これは今の時代に説得力を持つ司法判断とはなり得ないと思います。この点について ECHR が何も述べなかったのは残念なことです。

もっと一般的に、権力的に不均衡な場での性的な接近がセクハラと見なされるように、きょうだいの間でも許されないのだと言えばいいように思えますが…

写真は Thomas Hawk さんが CC-by-nc で公開しているもの。きょうだいを写したものという以外には今日のテーマとは関係はありません。

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2012年 4月 13日 午前 12:00 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2012.04.12

法廷通訳がストライキ

British judges, Lithuanian defendants, and Google Translate - イギリスの司法システムが大変なことになっているようです。法廷通訳者がストライキに入っているのです。

Crown Court, Wakefield, Yorkshire by mira66イギリスの司法省は、1月までは通訳と直接契約を交わしていましたが、2月から民間の会社を通して仕事を委託するようになりました。しかし、斡旋の仕事を受注した会社は、通訳料をそれまでの3分の2程度にまで引き下げ、また交通費なども払わないことにしたため、通訳の人たちがこの会社のもとで働くことを拒否し、新方式導入以来、法廷での仕事を拒否し続けています。

これでは英語を話さない人が被告になった場合など、公判が維持できません。通訳がいないことで審理が延期になることも多いですし、信じられないことですが、被告などの関係者の親戚や知人などに訳してもらったり、ネットの自動翻訳を使ったりしている場合もあるようです。ひどい人権問題だと思います。

斡旋会社も、外国語を話せる人を見つけては、通訳に相応しい技量や知識があるかどうかに関わらず、スト破りをさせているようです。働く人たちにとっても、大きな権利の問題です。争議が長期化しそうなため、法廷通訳の仕事に戻ることをあきらめる人も出てきているとのこと。個人的にはこれが一番悲しいことでした。

偶然この記事を目にしたので、イギリスの問題を知らされたのですが、私たちの国の裁判所での言語と人権は大丈夫なのでしょうか。

写真は mira66 さんが CC-by-nc-sa で公開しているもの。

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2012年 4月 12日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.11

スラム街の取り壊し迫る

Informal settlers protest impending demolition at Quezon City Hall - フィリピンで、スラム街の再開発に抗議する住民と当局とが激しく対立しています。

shanties vs buildings by chantaleco街の取り壊しが行なわれようとしているのは、マニラ首都圏ケソン市の Barangay Pinyahan、Barangay Bagong Pagasa、Sitio San Roque と呼ばれる地区。NIA、BIR、EDSA などの幹線道路に面した250ヘクタールほどの土地のようです。

ケソン市は、ここにビジネス街を作るつもりのようで、復活祭までの間に住民の自主的な退去を期待していましたが、今週中にも撤去作業を開始するものと見られています。

住民側は、再開発事業はケソン市民に何もよいものをもたらさないと主張し、昨日、市役所前で抗議行動を行ないました。取り壊し予定地の周りにはバリケードが敷かれ、作業が始まるのを阻んでいます。

行政側は、市外に「代替地」を用意しているようですが、今のところ、そこに移り住んだ人はいません。

フィリピン経済の拡大のためには、おそらくビジネス街を作ることは有効なのでしょうけれど、今、その地に住む人たちがその恩恵を受けられるかと言えば、それは否定的にしか答えられないのだと思います。だれかを犠牲にすることなく、発展を経験することって、できないのでしょうか。

EDSA 通り近くのスラムと高層ビルの写真は chantaleco さんが CC-by-nc-sa で公開しているもの。

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2012年 4月 11日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.10

海の向こうから憂慮の声

Sri Lanka concerned over radiation from India's nuclear plants - スリランカ政府がインドの原子力発電所に関する憂慮をインド政府に伝えました

David Graves (02010072) by IAEA Imagebankスリランカは、インドとわずか数十キロの海峡で向き合っており、ひとたび原発で事故が起これば、国境を越えた被害を免れません。原発を持たないスリランカ政府は、独自では原発災害の際に十分な対処ができないとして、インドに話し合いを申し込みました。また、スリランカ政府は、この問題を9月に IAEA で提起する予定です。

原発災害への懸念は「チェルノブイリと福島のような事故に端を発している」と Champika Ranawaka  エネルギー相は語っています。特に稼働への準備が進んでいるクダンクラム原発に関する心配が大きいようです。

スリランカ政府の言葉を借りずとも、原発の惨事は一つの国の中で完結する出来事ではありません。ましてや、立地している県とか町にとどまる問題でもありません。そのことを大飯原発の再稼働という検討課題に関しても、十二分に考慮してほしいと思います。

寒そうな写真はインドではありません。大飯原発4号炉の写真は IAEA Imagebank が CC-by-nc-nd で公開しているもの。今年1月26日撮影。

注: このニュースは最初、エジプトの Bikya Masr の記事で知りました。使われている写真は私のです♪

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2012年 4月 10日 午前 12:00 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2012.04.09

あなたのセックスは充実していますか

Sex Life Brings Joy to 3 Times More Russians Than in 1999 - ロシアで行なわれた性生活の満足度調査。

by N E P L O H O1999年にはわずか6%だった「性生活に幸せを感じる」という答えが18%にまで増えました。また、「性生活に満足している」は、36%から40%に増えました。

性別では、男性のほうがセックスに関する幸せ度、満足度が高く、それぞれ、21%と47%でした。女性は16%と34%。まあ、これは、古今東西よく言われることのような気もします。

非モテの私には何の関わりもない話題でございました。

モスクワの恋人たちの写真は N E P L O H O さんが CC-by-nc-nd で公開しているもの。

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2012年 4月 9日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.08

何を祈る

Church asks ‘what would you pray for with Jesus in the Garden of Gethsemane?’ - as survey finds 85 per cent have things they would pray for - 復活祭を前に、英国国教会が「何について祈りますか」と尋ねた結果。

Conference on Christians in The Holy Land, Lambeth Palace by Catholic Church (England and Wales)その回答は:

  • 家族(26%)
  • 世界の平和(25%)
  • 自分以外の者の癒し(20%)
  • 自分のストレスが減ること(17%)
  • 世界の貧困の解消(16%)
  • 導き(15%)
  • 感謝(15%)
  • 自分のパートナー(14%)
  • 繁栄(14%)
  • 友だち(13%)
  • 自分の癒し(12%)
  • 結婚または人間関係(11%)
  • 赦し(10%)
  • 仕事(8%)
  • 自分の霊的生活(7%)
  • 自分の勉強(4%)
  • 自分の教会(4%)
  • 分からない(7%)
  • その他(6%)
  • 私は祈らない(15%)

だったそうです(複数回答だったようですね)。イングランド、スコットランド、ウェールズの成人2,000人に聞きました。質問は「ふだん祈るかどうかは問わず、今この瞬間に何かを祈り願うとしたら、何ですか」というものでした。

あなたは?

英国国教会の Rowan Williams カンタベリー大主教の写真は Catholic Church (England and Wales) が CC-by-nc-sa で公開しているもの。

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2012年 4月 8日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.07

飲むべきか、飲まざるべきか

Thank Starbucks for standing up for gay rights  - コーヒーのスターバックスが、本社のあるアメリカのワシントン州で同性婚法制化支持を表明したことに賛同する署名だそうです。

Umeda Starbucks by jpellgen話の発端は、保守系の National Organization for Marriage という団体がスターバックスの方針に反対して呼びかけたボイコット "Dump Starbucks" です。これに対抗して上記 SumOfUs の「ありがとう、スターバックス」キャンペーンが始まり、瞬く間にボイコットに名を連ねた人の20倍もの署名を集めてしまいました。社会問題に対して進歩的な態度を取ることが経営的にも健全な判断であるということが明らかになりました。

スターバックスの場合は、パレスチナの問題に関して、とても親イスラエルな姿勢をとっているそうなので、総合的にどのような評価をすべきか、難しいですね。とりあえず、私たちの国でも LGBTQ に関して何か言ってほしいです。

一つの問題で自分と意見が異なるからといって、断絶してしまうと、ともに闘う仲間がどんどん減ってしまいます。かといって、どうしても妥協できない相手もいますよね。例えば、大阪市長とか、いくら原発に反対だと言われても、いっしょに何かやっていこうという気にはなりません。

曰く、連帯を求めて、孤立を怖れず。でも、こういう時に、例えば「マルクスなら、こう考えるはず」みたいな拠りどころを持つ人がうらやましいです。自分の不勉強の報いではありますが。

写真は jpellgen さんが CC-by-nc-nd で公開しているもの。大阪、梅田で撮影。

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2012年 4月 7日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.06

大学の国際化と自由への無関心

Singapore Partnership Creates Dissension at Yale - アメリカのイェール大学が国立シンガポール大学(National University of Singapore)に分校を出すという話。

100410-MPP-Seniors-Farewell- (2) by bernardohこの話はイェールの教員評議会(Faculty Senate)では議論されず、法人の理事会が独断で決めてしまったのだそうです。もう既に教員の採用が決まりつつあるところまで来ているのですが、教員の間で、話を白紙に戻すべきである等の議論が起こっています。

シンガポールは強権国家で、例えば、同性愛は違法です。そういう国の体制とべったりになってしまうのは、いかがなものか、という問題がここにあります。妥協案ということなのかもしれませんが、「分校では自由を尊ぶものとする」という趣旨の決議が教員評議会でなされるようです。

実は、私、前任校にいた時、国立シンガポール大学から大学間交流協定締結の打診がありました。たぶんその話を止めることができた会議で、私は反対意見を述べたのですが、力が足りませんでした。

まあ、もちろん、交流があればこそできることもありますから、しかたないとも思います。10年ぶりに思い出し、悔いがよみがえる夜です。

そういえば、ハーバード大学がイスラエルに分校を出すという記事も先日、読んだのですが、4月1日のことだったので、本当なのやら冗談なのやら、分かりません("Harvard University makes aliyah")。

国立シンガポール大学の修了記念パーティーの写真は bernardoh さんが CC-by-nd で公開しているもの。

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2012年 4月 6日 午前 12:00 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2012.04.05

シェークスピアは死なねばならぬ

Thailand Bans Film Based on Shakespeare's ‘Macbeth,’ Fearing Disunity - タイで「シェークスピアは死なねばならぬ」(Shakespeare Must Die、 เชคสเปียร์ต้องตาย)という映画が上映禁止になりました。

Red Shirt protesters by SpecialKRBIng Kanjanavanit 監督のこの映画は、「マクベス」の舞台をタイに移したもので、記事によれば、映画の描く抗争が「赤シャツ」(タクシン派、農村が支持基盤、貧困層に人気あり)と「黄シャツ」(反タクシン派、都市が支持基盤、エリート層に人気あり)の対立にまた火をつけかねないというのが、映画の公開を禁止した理由だそうです。

イング監督自身の言葉からはインラック政権への不満が読み取れますし、あらすじを読むと、タクシン元首相への風刺と取れる要素もありますし、この映画の制作には前アピシット政権下の文化省から資金援助が出ていたそうなので、上映禁止措置は、「赤」による「黄色」への報復なのだと思います。

でも、私は、実はもっと単純に、国王が2人も殺されるというのがやっぱりまずかったのだという説を捨て切れません(映画は劇中劇の体裁を取っていて、外の世界の群衆が劇場に押し寄せて、劇の作者、つまりはシェークスピア、を殺すという話になっているようです。劇自体は「マクベス」に忠実だということです)。

ぜひとも見てみたい映画です。

赤シャツのデモの写真は SpecialKRB さんが CC-by-nc で公開しているもの。

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2012年 4月 5日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.04

鳩の行方

Japanese ‘Dove-Defector’ Flies to Russia - 日本の伝書鳩が一羽、ロシアに「亡命」したという報道。

Южно-Курильск by kudinov_dmクリル(千島)列島のクナシル(国後)島にあるユジノクリリスクという町で、脚に印を付けている鳩が見つかり、捕獲して調べたところ、日本から飛んで来た伝書鳩であることが分かりました。青森県のむつ市から宮城県に向かって飛ぶはずだったハトが、なぜか北東に向かってしまい、480キロを飛行してクナシル島にたどり着いたようです。ハトは衰弱しているので、しばらく体力を回復させた後、空に放って帰らせると書いてありました。

動物も「なわばり」を作りますから、それと同じように野生の本能だと言ってしまえばそれまでですが、国境線って何なのだろうと思ってしまいました。

ユジノクリリスクの写真は  さんが CC-by で公開しているもの。レーニン像です。

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2012年 4月 4日 午前 12:00 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2012.04.03

ホロコーストの列車

US Holocaust Legislation: German National Railway Fears Flood of Lawsuits - アメリカ議会で戦争犯罪の免責範囲を狭める法案が審議されています。おびただしい訴訟などが起こされることを警戒してドイツ国鉄(Deutsche Bahn)がアメリカで弁護士を雇ったり、広告会社を雇ったりしているという話。

2. Zug der Erinnerung - Konstanz by Ela2007昨年9月にここに書いた「鉄道と戦争犯罪」の記事のその後の動きということだと思います。強制収容所へ連行された人たちが、移送に使われた鉄道を訴える、という構図です。

法案の名前は Holocaust Rail Justice Act (ホロコースト鉄道正義法)。アメリカの裁判制度の中で他の主権国家を訴えることを抑制する Foreign Sovereign Immunities Act  (FSIA) の制限を緩める目的の法律のようです。昨年書いた時は、フランス国鉄(SNCF)が名指しされているということだったのですが、ナチスに加担したヨーロッパのどの鉄道会社も訴訟の対象となるような文面になりそうだとのこと。

およそ70年の月日が過ぎても、戦争犯罪を追求する声は消えないのだということを、私たちも肝に銘じておきましょう。

写真は Ela2007 さんが CC-by-nc-nd で公開しているもの。ホロコーストを覚えておくための「記憶の列車」。

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2012年 4月 3日 午前 12:00 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2012.04.02

必ず全基停止を

Kudankulam row: Democratic protests stifled, says Prashant Bhushan - 南インドで原発が稼働間近になっているクダンクラムをインド中央の有力な野党政治家が訪れ、反対派市民を激励したというニュース。

Visit to the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant by IAEA Imagebank反対派への弾圧が非民主的だという批判もさることながら、私が目をひかれたのは、「日本は電力の34%を核に依存していたにもかかわらず、原発をすべて止めようとしている」という発言です。

私たちが去年、ドイツの素早い脱原発への方向転換に目を見張ったのと同じように、私たちの国の原発がすべて止まるかどうかは、世界中から注目されているのだなと思いました。

必ず止めなくてはいけない、そして止め続けなくてはいけないと思います。もしかすると、「私たちの意志が人類を救う」というのが、今は全く大げさではないのかもしれません。

クダンクラムでの抵抗運動は、ハンストは9日目で中断され("Anti-nuke protesters call off indefinite fast")、現在はリレー・ハンストが続いています。数百人が参加しているもよう("Fishing operations to resume at Idinthakarai")。しかし、原発作業員は自由に出入りし、稼働に向けて準備を続けています。州政府は2か月後の稼働を目指しているようです("Kudankulam Plant expected to go on stream in two months, says Jayalalithaa")。2か月というのは、以前にも出されていた数字です。

写真は IAEA Imagebank が CC-by-nc-nd で公開しているもの。東電福島第一原発の IAEA 視察団。昨年10月の撮影。

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2012年 4月 2日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.01

学校で冒涜

Bangladesh teachers arrested over ‘blasphemous’ drama - バングラデシュで、学校で演じられた劇をめぐって、教師が逮捕されたという話題。

Bangladesh, Ramadan 2011. by IHH Humanitarian Relief Foundation/TURKEY首都ダッカから南西に250キロほどのところにある Kaliganj という村にある学校で演じられた劇が預言者ムハンマドﷺを冒涜する内容だったらしいことに村人たちが怒り、金曜日と土曜日に何千人という規模で学校の近くで抗議行動を行なったそうです。

ムスリムの校長とヒンズー教徒の教師1人(女性と書いてあります)が警察に拘束されました。容疑は、「村人の宗教的情操を傷つけた」というもの。

どの年齢(小中高)の子どもたちの通う学校なのか、劇がだれによって演じられたのか(子どもたちか、先生たちか、俳優たちか)や、住民の心情を傷つけたのが事実としても、具体的にどんな法律の条文に違反したことになるのかなどには触れらていません。

ムスリムの人たちの熱すぎるとも言える思いは完全には理解できませんが、私たちの国にも、歌う時に起立しなかったら教師失格と言い募る市長とかがいるので、事態は想像がしやすいですね。

バングラデシュの子どもたちの写真は IHH Humanitarian Relief Foundation/TURKEY が CC-by-nc-nd で公開しているもの。

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2012年 4月 1日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

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