凍てつく日々
Homeless hard hit in Eastern Europe cold spell - 東欧で、豪雪と厳寒のためホームレスの凍死者が多く出ているというニュース。
特にウクライナが大変らしく、マイナス28度に達した先週、30人近くが路上で死んで発見されたようです。これは近隣諸国と比べても(ポーランドで5人、ルーマニアで2人、ロシアのモスクワで1人と報じられています)多いです。
ウクライナで野宿者の凍死が多いことについて、現地のシンクタンク Razumkov Centre の研究員の話として、「ホームレスはアルコール中毒者か薬物依存者か怠け者で、救いの手を差し伸べるべき相手ではなく罰せられるべき相手だ」と見るソビエト時代の考えかたをウクライナの当局がいまだに引きずっているという分析を記事は紹介しています。
私たちの国でも同じような考えの人が結構多いような気がします。だから、問題は共産主義ではないと思うのですが、いずれにせよ、そういう考えが時代遅れで間違っていることには変わりありません。
この手のひらのぬくもりが無駄になりませぬように。みなさまも、雪と寒さにお気をつけください。
ウクライナの首都キエフの冬の写真は Taras Kalapun さんが CC-by で公開しているもの。先月20日撮影。
2012年 2月 2日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
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コメント
10年近く前インドへ行ったときに、カルカッタでも毎年何百人の人が凍死する、と聞いたことがあります。
先日、大阪弁護士会主催の「渋谷プランニューデイズ」と言うドキュメンタリー映画を見ました。野宿する人たちと支援する人たちのドキュメンタリーです。
浅草で支援する人たちは、住民から、一部の人でしょうが、あなたたちはあの人たちを甘やかしている、と抗議されるそうです。その心のうちには、「自己責任」の念があるのでしょう。湯浅さんの言う「溜め」のことを忘れて・・・・。
血縁・地縁・学縁・業縁その他の縁の薄い人に「自己責任」は残酷です。
投稿: ワイ・ワイ | 2012/02/02 21:44:49
ワイ・ワイさん、こんにちは。
いい映画をご紹介くださり、ありがとうございます。
「渋谷ブランニューデイズ」
http://www.vju.ne.jp/dtv/?page_id=939
http://movieshibubura.cocolog-nifty.com/
ですね。機会があったら、私もぜひ見てみようと思います。
スタートラインがどこだったかとか、これまでにどんなハードルがあったかとか、いろいろなことを考えなくてはなりませんよね。そして、そういう要素が決して平等に配置されていないということを忘れないようにしないと。
投稿: うに | 2012/02/02 22:26:13