義賊の税
Taxe Tobin: le gouvernement persiste malgré les oppositions - フランス政府がトービン税の導入に真剣に取り組んでいるようです。
金融取引への課税(taxe sur les transactions financières)は、その性格から企業や金持ちへの課税になるため、ロビンフッド税と呼ばれることもあります。規制緩和を原理主義的に唱える新自由主義路線の反対側に位置する考えですから、ネオリベ的なサルコジ大統領がこれを提唱するというのは、ちょっと意外でした。新自由主義という考えかたが終焉を迎えたということなのかもしれません。
フランスは単独でも導入を辞さないと言っているようです。ドイツなどユーロ圏の他の国を巻き込んだ流れになればいいと思います。いや、日本も、これを機に、導入を図ってはどうでしょうか。
写真は Oxfam France が CC-by-nc-nd で公開しているもの。
2012年 1月 10日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
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