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2011.09.23

国家承認をめぐる街の声

Poll: 70% of Israelis say Israel should accept UN decision - エルサレム・ポスト紙の報道によれば、イスラエル人の69%が、国連がパレスチナを国家として認めたならば、イスラエルはその決定に従うべきだと考えているとのことです。

255-365 Recognise Palestine by Arcadiušパレスチナとイスラエルの調査機関が共同で行なった世論調査で、パレスチナ側の Palestinian Center for Policy and Survey Research には調査結果の要旨が掲載されていましたが、イスラエル側の The Harry S. Truman Institute for the Advancement of Peace のほうでは結果が(少なくとも英語では)公開されていないようです。

イスラエルでは、パレスチナ国家が承認された場合、34%が国家樹立のための交渉に入るべきだと考えています。その一方で、パレスチナ国家に反対する人たちの間では、入植地の建設を加速させるべきだとするのが16%、パレスチナを併合すべきだとするのが7%、国家樹立阻止のためにパレスチナに軍事侵攻すべきだとするのが4%となっています。

パレスチナ側の意識調査では、武装闘争の再開を支持するのが26%であるのに対し、非暴力の抵抗運動を支持するのが37%とかなり大きく上回りました。国連への加盟申請を支持する意見は83%に上りました。

パレスチナでもイスラエルでも、8割近くの人がアメリカが拒否権を発動すると考えているそうです。私もまた、それを危惧しています。冒頭にあげたようにイスラエル人の大半が国連の決定に従うとしているというのは、拒否権が使われるべきでないということを示していると思うのですが、アメリカはだれのためにそれをしようとしているのでしょうか。

写真は Arcadiuš さんが CC-by で公開しているもの。たぶんヨーロッパのどこかの街に掲げられた「パレスチナを承認せよ」の旗。

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2011年 9月 23日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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