破壊の止まった西岸地区
Israel suspends demolition of Palestinian homes - とても短い AP 電が、イスラエル軍がヨルダン川西岸地区に「違法に」建てられたパレスチナ人の建物の破壊を一時的に見合わせていることを伝えています。
見合わせの理由は、ユダヤ人の入植者たちも違法建築を行なっているが、それらとパレスチナ人の建築との間で、取り壊しが「平等に」行なわれていないことが分かったから、というものです。分かったも何も、あなたたちがずっとそういうふうにやって来て、パレスチナのことに注意を払ってきた世界中の人がそれを知っているじゃないですか、と言いたくなります。
仮に取り壊しが平等になっても、その前の許認可の段階で不平等なんだから、意味がないと思うのですが、何がしかの「平等」をてらう口実作りでしょうか。
それとも、イスラエル軍の中にもまともな人権感覚を持つ人がいて、とにかく止めるには、これしかないと思って、やっているのでしょうか。
家を壊された子どもの写真は PSP Photos さんが CC-by-sa で公開しているもの。今年6月14日の撮影。
2011年 9月 7日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
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コメント
コメントありがとうございました。
自堕落なブログで恥ずかしい限りです。
ずっと生きてきて私の人生の結論は・・・。
いろんな人間がいて、全ての人間が同じ考えっていうのは不可能で・・・。
人間の根本の部分、たとえば「食」とか、そういうところで、全ての人を受け入れられるような・・・立ち上げるお店がそんな空間になればいいな、って思ってみたりします。それも大きい意味では平和運動かと。(爆)
そんな甘いものではないでしょうし、まず、こんな不景気な時代になけなしの貯金をはたいて商売に手を出すなんてとんでもない話ですけど・・・。
つぶれないうちにいらしてください。
ただ、アテ程度のお料理です。
大したものは無いですよ。(爆)
投稿: はんな | 2011/09/07 22:46:50
はんなさん、
> いろんな人間がいて、全ての人間が同じ考えっていうのは不可能で・・・。
本当にその通りだと思います。いろいろな考えの人が集まる店になるといいですね。
生やさしい時代ではないと思いますが、がんばって!
投稿: うに | 2011/09/07 23:04:30