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2011.07.02

死刑の薬、ふたたび

Danish firm Lundbeck to stop US jails using drug for lethal injections - デンマークの製薬会社 Lundbeck が、自社の薬がアメリカで死刑執行に用いられることを禁じる措置を講じました。

2006_09_12__12_58_10 by freedryk問題となっている薬は pentobarbital というもので、同社のカンザス工場で作られています。 Pentobarbital はジョージア、アラバマ、オハイオ、オクラホマで死刑執行に用いられてきました。今後は、この薬を買うには、刑務所等に転売しないという誓約書に署名しなくてはならなくなります。この薬はイギリスからも輸入されていましたが、イギリス政府は4月に禁輸措置をとりました。

記事によれば、ペントバルビタールはてんかんの薬だそうです。チオペンタルナトリウムが入手困難になったため、死刑執行に用いられるようになったのだと思います。

私たちの国では、これらの薬の使用に比べて、もっとずっと苦痛を伴うやりかたで死刑が執行されてきました(最後の執行は昨年7月28日)。死刑自体の是非とは別に、このことも考えさせられます。

動物の安楽死用ペントバルビタールの容器の写真は freedryk さんが CC-by-nc-nd で公開しているもの。

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2011年 7月 2日 午前 01:41 | | この月のアーカイブへ

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