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2011.04.09

法治主義と歴史的な責任

Britain admits Kenyans tortured in '50s - 一昨日に書いたマウマウ団による訴訟(ケニア独立闘争の際、宗主国であるイギリスがケニア人に対して収容所内で非人道的な扱いをしたことへの謝罪と賠償を求める裁判)の続報です。

nairobi_wsf07 - 214 by carlosjwj8日、ロンドン高裁で審理が開始され、マウマウとして闘った4名の生存者が殴打、性的暴行などの経験を証言しました。イギリス外務省は、被告人陳述で、1950年代に植民地統治当局によって虐待を受けたケニア人がいたことは認めましたが、「イギリスは囚人を激しく殴打したり虐待したりすることを明示的に立法化したわけではないので、政府には責任はない」と述べたそうです。

役人が、もしくは軍人が、勝手にやったことです、ということでしょうか。法治主義という概念を自分たちに都合よく解釈しているように思えます。こういう言い分が認められるわけはないと私は思うのですが…

記事には、裁判所前での原告の4人の写真が載っています。「マウマウと共に」「拷問を受けたマウマウに正義を」「すべての人に人権を」「ケニアでの収容所群島グーラグにイギリスは責任を認めろ」というプラカードを掲げていらっしゃいます。当時、植民地統治当局の役人だった人が「ケニアでの収容所群島グーラグにイギリスは謝罪を」と書かれたプラカードを掲げている写真もあります。

上の写真は carlosjwj さんが CC-by-nc で公開しているものです。4年前にナイロビで開かれた元マウマウ団員による告発集会のようすです。

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2011年 4月 9日 午前 01:00 | | この月のアーカイブへ

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