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2010.10.18

非暴力抵抗の村

Budrus: A Palestinian story of non-violent protest - 2003年、イスラエル政府が隔離壁の建設を始めた時、西岸地区の村ブドルス(Budrus)は、完全にパレスチナ人の住む他の村や町から隔絶され、自らの農地にも立ち入れなくなるところだった。

Ayed Morrar of Budrus by Doha Film Institute村の人たちは毎週のようにイスラエル兵に対して抗議デモを行なった。非暴力のデモだ。ハマスとファタハの両者が足並みを揃えて行動した。15歳の少女がイスラエルのブルドーザーの前に踊り出て、止めた。村には催涙ガスや銃弾が撃ち込まれたが、 Ayed Morrar さんら人々は非暴力の姿勢を崩さなかった。そして、イスラエル政府は「政策判断で」隔離壁のルートを変更した。

映画 Budrus (Julia Bachaさん監督、Just Vision 作製。リンク先は公式サイト)は、非暴力抵抗の成功を追ったドキュメンタリーだ。もしガンジーがパレスチナにいたなら、イスラエルによる占領の問題は非暴力的に解決されていたかというと、必ずしもそうではないだろうと思うが、この映画は平和主義を諦めがちな私たちに勇気を与えてくれる映画のような気がする。ぜひ観たい。

抵抗運動の指導者モラルさんの写真は Doha Film Institute が CC-by-nc-sa で公開しているもの。そして、この記事に添えるための写真を探していて見つけた写真をもう一枚掲げることとする。下は davereed さんが CC-by-nc-sa で公開している写真で、「日本人の友だちと食事しているところ」と題されている。2008年7月31日にブドルスで撮影。

Eating food with a Japanese friend in Budrus by davereed

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2010年 10月 18日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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