改造蚊、野に放たれる
Malaysia to carry out landmark GM mosquito trial - マレーシアで遺伝子組換えを施された蚊を野に放ち、デンゲ熱(デング熱)を媒介する蚊を撲滅させる実証実験が始まることになりました。マレーシア政府の生物安全性審査部が承認を与えたため、今年中に2千匹から3千匹の実験用の蚊のオスが2州で放たれます。
実験に使われる蚊は、その子どもが早く死ぬように遺伝子組換えが行なわれているそうで、それによって、蚊を減らそうという試みです。反対している人は、「子どもが早く死ぬ」のは一定の条件が揃った場合のみであることや、予期せぬ効果があるかもしれないことを指摘しています。
仮面ライダー(初代の)を見て育った世代なので、蚊のような複眼の生物が「改造」されて世に送り出されてくるというだけで、怖くなってしまいます。ヒー。
同じデンゲ熱関連では、スリランカには「蚊が育つのを許してはいけない」という法律が最近できたそうで、それによって、ガレージのタイヤで蚊を発生させてしまった人が初めて禁固刑を申し渡されたという記事がありました("Mosquito breeder imprisoned")。
デンゲ熱を媒介するネッタイシマカ(Aedes aegypti)の写真は Ciro Boro さんが CC-by-nc-sa で公開しているものです。
2010年 10月 11日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
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コメント
ウリミバエ 不妊
http://www.google.co.jp/search?client=opera&rls=ja&q=%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%83%9F%E3%83%90%E3%82%A8+%E4%B8%8D%E5%A6%8A&sourceid=opera&ie=utf-8&oe=utf-8
こうした試みは以前から行われ、うまく行った例もないわけではないようですね。
とはいえ、遺伝子組み換えまでする意義がどこまであるのかはよくわからないですが。
投稿: L | 2010/10/14 21:08:33
Lさん、
ふむ。放射線照射で不妊という特性を与えるというのも、DNAのどこかを変化させているということかもしれませんから、「この部分を変えました。他の部分は変えていません」と分かるような遺伝子組換えのほうがマシ、という考え方もできますね。
まあ、いずれにせよ、マレーシアで蚊がいなくなったら、蚊を食べていた雀がいなくなり、雀がいなくなったら、雀を食べていた猫がいなくなり、なんだかんだで、海の向こうの桶屋さんが儲かったリするんでしょうかね。今どき、日本製のわけはなく、中国製でしょうけど。
投稿: うに | 2010/10/14 23:26:50