韓国語を学ぶ人、日本語を学ぶ人
29,000 for Korean test - スリランカのデイリー・ミラー紙に載っていた、わずか4行ほどの記事です。この週末に、最大の都市コロンボの13の会場で世界韓国語認証試験(세계한국말인증시험、 Korean Language Fluency Test)が行なわれ、2万9千人以上が受験するそうです。詳細は不明ですが、記事によると、韓国ではこの試験に合格していることが外国人の就労には必須のようですね。
日本では外国人の就労に際して日本語能力検定試験の受験が求められているわけではありませんし、そもそも、韓国と日本では海外からの労働者の受け入れの基本的な方針が違うでしょうから、単純な比較はできないでしょうけれど、国際交流基金の統計(2009年度速報値、PDF)によれば、スリランカで日本語を学習している人(試験を受ける人ではありません)は12,430人だとのこと。韓国語の受験者の半数以下です。
外国人なんか嫌いだというような人にとってはどうでもいいのかもしれませんが、私は一人でも多くの人が日本語を学んで日本人と知り合ってほしいし、日本の社会の中で暮らし、働くことを夢見てほしいです。ですから、スリランカで日本語よりも韓国語のほうが人気があるというのは、悔しく思いました。
とは言うものの、写真の説明を兼ねて書くと、スリランカでは多数派のシンハラ人による政権が少数派のタミル人を弾圧する政治が続いているわけだから、スリランカとの友好を深める、交流を広げるということがどういう意味を持つのかは、しっかりと考える必要がありそうです。もちろん、言葉を通じてお互いを知ろうという考えは、全く没交渉にしてしまうこととは反対の立場ではあるわけですが。写真は、昨年ボストンの日本領事館の前で行なわれたスリランカ政府ボイコットを呼びかける行動。 tamil.american さんが CC-by-nc-sa で公開しているものです。
2010年 10月 30日 午前 01:23 | Permalink | この月のアーカイブへ
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