幸せの秘訣
Happiness is a matter of choice, study finds - 幸せは選び取るものである、という研究結果が発表されたそうです。オーストラリアのメルボルン大学 Bruce Headey 准教授らによる研究で、6万人ものドイツ人を25年間にわたって追跡調査したとのことです。 Proceedings of the National Academy of Sciences に掲載とのことですが、見つけられませんでした。
これまで、幸せと感じられるかどうかは人柄の問題で、遺伝とか子どものころの経験によると言われてきたそうなのですが(本当?)、研究によれば、そうではなく、人生の目標をいかに設定するか、どのような伴侶を選ぶかなどが大切な要因となることが分かったそうです。自分の出世や金銭的な成功を目標とする人よりも、家族を大切にしたり、人を助けることに生きがいを感じたり、社会的、政治的な活動に身を投じたりする人のほうが幸せになれるとのこと。
仕事時間が短いことは必ずしも幸せには結びつかず、仕事の時間が希望よりも長すぎも短すぎもしないことが重要。一人暮らしをしている人よりも、家族を大切にしない伴侶と暮らしている人のほうが不幸、などとも報じられています。
かなり保守的な結論という気もします。金銭的な成功云々とは別に、経済的な事情も幸せに大きく影響すると思うのですが、記事ではそういった面については全く触れられていないのも気になります。幸せになれる人に関するステレオタイプも文化によって違うのかもしれませんが、私にはあまり驚きが感じられないような… あなたはどうですか?
私は憂鬱な気持ちになったりすることも多いのですが、この記事を読んで、自分は幸せなのだなと再認識したところがあります。いつか、胸を張り、瞳を上げ、何のためらいもなく、「私は幸せです」と名乗れるようになるでしょうか。
写真は Christian O. Harris さんが CC-by-nc-nd で公開しているものです。
2010年 10月 5日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
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コメント
「私は別に幸せになりたくないし、(誰かを)幸せにしたくもない」て言ったら、友だちの奥さんにこっぴどく(ぐうの音も出ないいくらいに)叱られました。
というか、私自身、幸せかどうかを自分に問いかけることもないくらい幸せなんだと思います──貧乏な私が言うのもおかしいですが、本当のお金持ちがお金に全く気にしないで暮らすのと似ています(お金に執着する人は、どんなにお金を持っていても常に疑心暗鬼で、そういった人は実際、お金持ちではないでしょうに)
投稿: ウダ | 2010/10/05 1:32:57
幸せと不幸って、混ざり合っているので、その度合いは、時によって違うけれど・・・おりあいをつけてくかんじかなあ、と思います。
以前、テレビでアマゾンに暮す部族をみたことがあるのですけど、彼らにとって「幸せ」そのものがないので、「不幸」もないんじゃないのかなあ。でもそれも彼らに聞いてみないとわからないし、今日一日考えてみたけど、結局わかりませんでした。
投稿: tae | 2010/10/05 20:31:52
ウダさん、
お金に執着する人の不幸。私も見てきました。たくさんお金がほしいとか、幸せになりたいとか、そんなふうじゃなくても、しっかりと生きられることは、本当に恵まれたことだと思います。
ちなみに、ウダさんについて、ウダさん自身が幸せと感じるかどうかは別として、外から見て本当に充実した人生を送っていらっしゃるなと思います。応援しています。
tae さん、
確かにおっしゃるとおり、純粋な幸福とか100%の不幸というものは存在しないのかもしれません。若く、恋でもして舞い上がっている時は、この上もなく幸せと感じるかもしれませんし、心を病めば、絶望しか感じられないこともありますけれど。生き続ければ、いろいろな割合で甘いも苦いも味わえて、それはそれで楽しいですよね。
投稿: うに | 2010/10/05 23:15:05