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2010.08.23

萌えない最低賃金

Cambodian maids fill Indonesian void - 数日前の記事ですが、マレーシアでカンボジア人のメイドさんが増えていると伝えています。マレーシアでは、従来、お隣のインドネシアからメイドさんが出稼ぎに来ていましたが、昨年6月、最低賃金や休日の保証などを求めてインドネシアがメイドの渡航を禁止して以来、その空きを埋めるべく、カンボジアからの出稼ぎが増えているようです。

AOF 2009 by jekert gwapoかつては、インドネシア人のメイドさんが20万人ほどいて、毎月4千人から5千人が新たに連れてこられていたのに対し、カンボジア人のメイドさんは全部でも2千人から3千人くらい、月あたりでは400人から500人に過ぎませんでした。それが現在ではカンボジア人のメイドさんは全部で2万5千人ほどになり、毎月3千人が新たにやって来るようになりました。

Maids from Timor Leste an option, says Dr Subra - こちらは昨日の記事で、マレーシア人材省の大臣がメイドさんの代替補給源として東ティモールの名を挙げたことを伝えています。記事はまた、現在のメイドさんの主な出身地として、カンボジアのほか、スリランカとフィリピンを挙げています。

今日、メイド問題についてマレーシアとインドネシアの政府代表による話し合いが持たれるようです。インドネシア側は800リンギット(約21,790円)の最低賃金の設定を求めていますが、マレーシア側はそれに応じず、あくまでも市場原理によって賃金が設定されるべきだとの構えを崩していません。

関係各国の一人当りGDPは、マレーシアが約7,000ドル、インドネシアが約2,300ドル、スリランカが約2,000ドル、フィリピンが約1,700ドル、カンボジアが約700ドルです。日本は約40,000ドルです。

写真は「メイド」「フィリピン」で探したら出てきたものですが、たぶん、本職のメイドさんではありません。マニラで開かれたアニメ・フェスティバルでの撮影。 jekert gwapo さんが CC-by で公開しています。

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2010年 8月 23日 午前 01:47 | | この月のアーカイブへ

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