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2010.08.02

涅槃の値段

Buddhist nun defrauds lady - スリランカ南西部の大都市コロンボ郊外にある Kesbewa という町で、一人の女性が仏教の尼僧の「涅槃(Nibbana, Nirvana)への道を教えてあげる」という言葉にのせられて、350万スリランカ・ルピー(約268万円)をだまし取られました。女性はこの他に、瞑想のための小屋を建てるための土地も寄進していたとのことです。警察は余罪を追求しています。

Dematagoda Pandol - Subha Therani Jathakaya by shehal一人あたりの GDP が日本で約40,000米ドル、スリランカで約2,000米ドルぐらいのようですから、日本の20倍ほどのお金、つまり5千万円ぐらいをだまし取られたというところでしょうか。裕福な人が身ぐるみ剥がされたような感じかなあ。悟りを得るためとはいえ、高い勉強代です。

ちなみに、アンベードカルが著した仏教の入門書『ブッダとそのダンマ』には、「殺すな、殺させるな。幸せをねがう人を苦しめず、殺さず、己れ自身の幸せを求める人は、幸福をつかむだろう。壊れた鐘が鳴らぬように、煩悩に動揺することがなければ汝はニルヴァーナに達している」(第四部第三章(三))とあります。

写真はスリランカの寺院で祝われる Vesak の飾り付け。 Shehal さんが CC-by で公開しているものです。上座部仏教のウェーサーカ祭は仏陀の誕生、悟り、死を祝う日で、4月か5月の満月の夜に行なわれるようです。

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2010年 8月 2日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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