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2010.07.30

また新たな戦犯裁判

Suspected Nazi guard charged over 430,000 killings - ドイツ西部ノルトライン・ヴェストファーレン州の検察当局は29日、88歳の元ドイツ兵を43万人のユダヤ人の虐殺に関与した疑いで起訴しました。

Belzec Memorial by elliotfreemanSamuel Kunz 被告は、1942年1月から1943年7月にかけて、ポーランド南東部ルブリン(Lublin)近郊にあったベウジェツ(Bełżec)強制収容所に勤務し、日常的に殺戮に加担したほか、自らの手で10人を処刑した罪に問われています。クンツ被告は将校ではなかったため、最近まで追求の手が緩かったようですが、Simon Wiesenthal Center からも戦犯として指名されていたそうです。クンツ被告は犯行当時、未成年であったため、裁判は青少年部の法廷で行なわれると見られています。Belzec 収容所は生き延びた人がほとんどおらず、今回の裁判で、その実像が明らかになることも期待されているそうです。

昨年ドイツで始まった別の戦犯裁判について書いた時にも触れたのですが、どうして日本では戦犯裁判が開かれないのでしょう。

ベウジェツ収容所跡地に立つ記念碑の写真は elliotfreeman さんが CC-by-nc-nd で公開しているものです。

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2010年 7月 30日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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コメント

>どうして日本では戦犯裁判が開かれないのでしょう
よっ、待ってました!”うに”レトリック!
 プロレスの技は避けてはいけない、ボケは突っ込まなくては失礼ですよね。
 答えは、鬼畜米帝に跪きグルになって、一部に全ての罪を背負わせて、敗戦後も”戦犯”たちが権力を握り続け、自分たちの戦争犯罪追及を抑圧・阻止したから。そして、多くの人たちも自分の問題、”罪”を見つめたくなかったから、永遠の嘘にだまされる事にして、奴らを引き摺り下ろさなかった。
 しかしまあ情けないのは、チャルマーズ・ジョンソン先生の指摘する「ブロウ・バック」が日本では起こっていないらしいこと。つまり、ノリエガのような米帝の傀儡たる独裁的な人物が、米帝の利益・ご都合のために国を売り続けることにほとほと嫌気が差して、民族主義に目覚めて、抗米救国を始めてしまうという奴ですね。まあ、米帝の巻き返しを食らって、別の傀儡に交換されてしまうのだけど。田中がどうのといったうわさレベルではありますが、派手でわかりやすい事例はないのは、米軍占領下の平和国家だからでしょうか?

投稿: L | 2010/07/30 14:38:38

Lさん、コメントありがとうございます。

そんな、レトリックやボケで言っているんじゃありませんよー。買い被られているのでしょうか。ものすごく皮肉っぽい人間だと思われているのかもしれません。違うんだけどなあ。

今回のドイツの訴追が若い一兵卒に対するものだというのは、「一部に全ての罪を背負わせ」るというのと、対照的ですね。日本が良くも悪くも「平和国家」を標榜できたのと異なり、ドイツが東西に引き裂かれて、緊張が続いたというのも関係あるのかもしれませんね。

投稿: うに | 2010/07/30 22:54:47

Twitter で、写真の記念碑に刻まれた文章が旧約聖書ヨブ記の16章18節であり(写真を拡大すると、分かります)、「大地よ、わたしの血を覆うな わたしの叫びを閉じ込めるな」と書かれていることを教えていただきました。心に刻みたいと思います。教えてくださったかた、本当にありがとうございました。

投稿: うに | 2010/07/30 22:58:18

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