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2010.07.24

新しい文字

Language gets a new face - インド南東部のアンドラ・プラデシュ州 Visakhapatnam 郡にある Araku 渓谷に住む Bagatha という民族の言語を記述する新たな文字体系ができたという、ザ・ヒンドゥー紙の記事です。文字はアンドラ大学の Prasanna Sree 教授が19年がかりで考案したものだそうです。上記記事の中に Sree さんとその文字表の写真があります。Omniglot のページにも情報があります。

kumari కుమారి by SriHarsha PVSSアンドラ州には35前後の別表掲載民族(ST)が存在し、Sree さんはそのうちの10民族の言語の正書法を考案したとのこと。未開民族集団(PTG = Primitive Tribal Group)の中には、テープレコーダーに録音された自分の声に驚いたり、カメラのフラッシュに動揺したりして、なかなか打ち解けてくれない人も多く、また、この地方に影響力を持つナクサル(Naxilte、毛沢東主義ゲリラ)からも妨害を受けたそうです。

文字ができたということと、その文字が普及するかどうかということは全く別問題で、これから、小学校、識字学校などでの教育が始まります。

自分の身と重ね合わせて考えると、日本語の文字体系は、いろいろと不備な点が多いとはいうものの、しっかりと確立されていて、私も小学校に上がるとともに学び始めることができました。それはとても幸せなことだったのだと、今また、その喜びを噛みしめます。

アラク渓谷の女性、クマリさんの写真は SriHarsha PVSS さんが CC-by-nc-sa で公開しているもの。バガタ人であるかどうかは分かりません。

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2010年 7月 24日 午前 09:45 | | この月のアーカイブへ

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