退屈で死にそう
You really can be bored to death, study shows - 「退屈で死にそう」「死ぬほど退屈」といった表現がありますが、実際に、退屈だと死ぬという研究結果が発表されました。ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンの Annie Britton さんと Martin J Shipley さんが International Journal of Epidemiology という学会誌に投稿し、先週ウェブで先行公開された "Bored to death?" という論文です。この雑誌の目次を見ると、論文が「腫瘍」とか「伝染病」などのセクションに分けられていますが、この論文は「余興」のコーナーに掲載されるようです。
1985年から88年にかけて、ロンドンで7,524人の公務員を対象に健康調査が行なわれ、その質問項目の一つが「最近、退屈を感じたことがありますか」というものでした。「全然、あまり、かなり、いつも」から答えを選ぶようになっていました。昨年4月に生存しているか死亡しているかを調べたところ、退屈だと答えた人のほうが死亡している確率が高いということが分かりました。特に循環器系の病気が死因になっている場合は、明らかに有意な差が見られるようです。退屈によって飲酒や喫煙やネット右翼行為(あ、最後のは冗談です)に走ったためではないかと考えられるとのこと。
冒頭でリンクした英テレグラフ紙の記事は、専門家の話として、退屈に感じがちな人は、自分のことばかり考えるのではなく、他の人が何を必要としているかを考えるようにするといい、と書いていました。
写真は pmarkham さんが CC-by-sa で公開しているものです。
2010年 2月 10日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
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