美ら海に基地はいらない
一昨日の名護市長選挙で稲嶺進候補が当選し、米軍普天間飛行場の移転受け入れをよしとしない名護市民の意思が明確に示されました。投票終了直後に当選確実が出される鮮やかな勝利でした。
名護の人たち、辺野古の海への基地移転阻止のために闘っている沖縄の人たちに、私からもお祝いと感謝の言葉を伝えたいと思います。おめでとう。そして、言うべきことを言うきっぱりとした態度を世界の私たちみんなに見せてくれて、ありがとう!
選挙結果を受けて、鳩山内閣では、平野官房長官が「結果は民意のひとつであるだろうが、これで辺野古が選択肢から消えたとは考えない」といった趣旨の発言をしました。それを考えると、まだ喜んではいけないように思えます。
日米合意が遵守されなければ普天間基地のグアムへの移転自体がなくなるとする米政府筋からと称するニュースも聞きました。それならば、「そうですか、では日米安保自体を白紙にして考えましょう」と鳩山首相には言ってほしいです。憲法の理念に忠実でありつつ安保を解消するというのなら、私も力の限り応援します!
辺野古の街の写真は、@としゆきさんが CC-by-nc-nd で公開しているもの。昨年の11月撮影。
2010年 1月 26日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
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一昨日の名護市長選挙で稲嶺進候補が当選した。つまり民意は明確に出たということだ。... 続きを読む
受信: 2010/01/26 0:17:58
» 名護市長に基地移設反対派当選 トラックバック 虎哲徒然日記
この選挙の結果を待って、という鳩山政権の姿勢にはいささか疑問もあるが、基地問題を見直すとすればやむを得ないプロセスでもある。
結果は、移設反対派の稲嶺進氏が、容認派の現職を破って当選を果たした。しかし得票は1000票あまりの差で、実質的に二分されている....... 続きを読む
受信: 2010/01/26 22:24:38
» 安保体制の本音と建前 - 平野長官の「法的措置」発言から トラックバック ブログ「旗旗」
名護市長選の結果を受けた平野官房長官の「地元が合意しなくても法的措置」発言には怒りがおさまりません。たとえ新基地建設容認派の立場に立って考えてみたとしても、よりによって選挙の直後になんということを言うのかと。暴言以外のなにものでもない。およそ彼の眼... 続きを読む
受信: 2010/01/29 2:16:47
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