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2009.12.02

寂しさという感染症

Loneliness, like flu, is "infectious", study finds - 寂しさは伝染するということがアメリカで行なわれた心理学の調査で明らかになったそうです。シカゴ大学の John Cacioppo さんらによる研究。アメリカ心理学会の Journal of Personality and Social Psychology という雑誌の12月号に掲載された論文ということですが、これを書いている時点では、まだ11月の目次までしか見られませんでした。

研究は、1万人以上を対象に1948年から続けられている Framingham Heart Study と呼ばれる内科学の調査記録をもとに行なわれたそうで、寂しい人のまわりに寂しい人が生まれ、友人が少なくなり、社会の周辺へ追いやられていくという感染のパターンが見られるとのことです。人は寂しくなるにつれて他人を信頼しにくくなり、その結果、友人関係を作ることができなくなるという悪循環があるとも書かれています。

私も寂しい人なので、もしかすると、これを読むあなたに寂しさをうつしてしまっているでしょうか。

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2009年 12月 2日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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約60年間にも及ぶ研究。 続きを読む

受信: 2009/12/02 8:53:47

コメント

ハッとさせられました。長女が事故に遭った直後、私は人目も憚らず号泣や嗚咽ばかりしていて、それがどれほど妻や次女を困惑させていただろうかといま痛感しました。
それ以降も、あたり構わず寂しさや辛さを撒き散らしてきたにも関わらず、私の半分の年端もいかないような若い友人たちからさえ随分と助けられ、力を与えられてきました。
そしてうにさんからは、いつも冬の日溜まりのような暖かさを与えられてきました。感謝こそすれ、逆に私の方がうにさんの寂しさの原因の一つになっていたのではないかと危惧してしまったほどです。

投稿: argon | 2009/12/02 5:29:32

argonさん、

寂しさとか怒りとか否定的な感情を強く出すと、まわりの人に迷惑がかかるということですよね。分かってはいても、そうなってしまう時もありますよね。だから、自分が「まわりの人」である時には、いたわり深くありたいものです。

argonさんからは、いつも優しいお言葉をいただき、本当に感謝しています。これからもよろしくお願いいたします。そして、argonさんの娘さんのために私も祈ろうと思います。

投稿: うに | 2009/12/02 23:31:07

いつも気にかけていただき、恐縮です。

こちらのブログは高尚なので、読ませていただくだけで、いつもコメントまで至らず、申し訳ありません。

興味深い記事です。
うにさんが書いてらっしゃると、この見解も100%正解のように思えてきます。

マイナスの空気を出すことは良くないことのようですね。

私はきほん、引っ込み思案なので、友人も少ないです。

母が死んで、本当に孤独で、母の居ないこの世は、何もかも無意味だと思う瞬間があります。

こういう思考がよくないのでしょうね。(苦笑)

投稿: はんな | 2009/12/09 1:39:13

はんなさん、こんにちは。コメントありがとうございます!

> 引っ込み思案なので、友人も少ない

えっ? いつも楽しそうに食べたり飲んだりしていらっしゃるのだと思っていました。友だちが少ないという自慢なら私も負けませんよ(笑)。

> 無意味

生きていることの意味なんて、簡単には分からないのだと思います。私も実は分かりません。

投稿: うに | 2009/12/09 23:00:14

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