被差別者の意識調査
No temple entry for dalits in Gujarat - タイムズ・オブ・インディア紙の記事。インドの北西部グジャラート州で「不可触民」ダリットの人たちに対して大規模な聞き取り調査が行なわれたことを報じている。調査は地元の Navsarjan Trust がアメリカの Kroc Institute for International Peace Studies や Robert F. Kennedy Center for Justice & Human Rights などと共同で行なったもので(これらのサイトを見てみたが、報告書は見つけられなかった)、グジャラート州にあるダリットが居住する村落12,500のうち1,655の村で98,000人を対象に行なわれた。このような大規模調査が行なわれたのははじめてのことらしい。
回答した人のうち97%が、自分たちはヒンズー寺院に入ることが許されてはいないと感じると答えた。寺院の立ち入りだけでなく、説教(satsang)や講話(katha)を聞く際に高位カーストの人と同じ長椅子や敷物に座ることを許されていないということも分かったという。
差別問題の研究で知られる Ghanshyam Shah さんが「都市に住む中産階級にとっては、多くのことがすっかり変わったように思えるかもしれないが、根本的な現実は今も厳しいのだ」とコメントしている。
Dblackadder さんによる写真(CC-by-sa)はグジャラート州 Ahmedabad の下水道労働組合の委員長。Flickr のページに添えられた文章によると、この人はもともと最高位カーストの出身だったが、カースト制反対運動に入り、下水道の仕事に就いたためダリットとして扱われるようになった。労使交渉を行なおうとしても、雇用者が彼と同じ交渉の席にはつこうとしないこともあるという。
2009年 12月 8日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
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