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2009.11.07

胎児とイントネーション

Babies 'cry in mother's tongue' - ドイツとフランスで60人の赤ちゃん(生後3日から5日)の泣き声を録音して分析した結果、ドイツの乳児は下降イントネーションで泣き、フランスの乳児は上昇イントネーションで泣く場合が多いことが分かった。このイントネーションのパターンは、それぞれの言語の音声的な特徴と一致している。おそらく胎児の段階で聞こえてくる言語の習得が始まっていることを示すものだろう、という話。記事に音声サンプルのリンクがある。

Wurzburg 大学の Kathleen Wermke さんらの研究。Current Biology という雑誌に出た "Newborns' Cry Melody Is Shaped by Their Native Language" という論文だ(リンク先は要旨)。

もっといろいろな言語環境で調査が進むとおもしろそうだ。メロディー以外の、例えばリズム的な要素などはどうなのだろう。

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2009年 11月 7日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ このエントリーを含むはてなブックマーク Tweet this!

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コメント

まあ、現実に干渉しない観察ならいいでしょうけどね。
人間は言葉をかけないで育てたら何語を話すだろう、と実験した皇帝って話を思い出しました。これだと人権侵害ですね。
しかし、音声(言語)ってすごく基礎的なものなんですねえ。

投稿: kuroneko | 2009/11/07 12:11:33

kuronekoさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

ああ、ありましたね、新生児で実験の話。言語を聞かせないで育てたら、そのうち "bekos" と言うようになって、調べたらギリシャ語だということになったのだけど、実は庭で飼っていた牛だか山羊だかの鳴き真似だったとかいうオチでした。

今回の研究で、妊娠中も無言語環境に置かなければならないことが判明しました。悪の秘密結社か何かが実験してくれないかな。

投稿: うに | 2009/11/07 23:07:47

こんにちは。
少し、お話からはそれてしまうのですがお許し下さい。
子どもが小学生低学年の時、国語の「本読み」の宿題を「標準語」でしておりましたので担任の先生に「国語では方言を矯正されるのですか?」と尋ねたら「標準語」を教えるのが国語教育です、と言う意味のお答えがあり、非常に違和感を覚えた事が在ります。
うに様はどう思われますか?
私は生まれ育った言語というのは大切にしたいと素朴におもうのですが。
言葉の問題は違いを認め合う環境を作ってゆくのに善いとっかかりになるともおもいます。

投稿: rhayader | 2009/11/08 0:26:18

rhayader さん、こんにちは。コメントありがとうございます。

私自身は東京で生まれ育ったため、rhayader さんのような経験をすることはありませんでした。「お国言葉」みたいなものを持っていないので、正直なところ、よく分かりません。

今の学校教育のカリキュラムが地域言語を豊かに育むためのものではないことは、とても残念に思います。

投稿: うに | 2009/11/09 0:07:22

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