« クルド語の授業 | トップページ | 北朝鮮に外国人経営の新大学 »

2009.09.13

教員免許更新制廃止へ

民主党の輿石東参院議員会長が安倍内閣が導入した教員免許更新制を廃止する意向を示しました。来年1月の通常国会に教員免許法改正案を提出し、2011年度から実施するとのこと。民主党が政権公約で「抜本的に見直す」としていた件です。

10年に一度の免許更新に必要な講習を受け持つ大学にいる身としては、制度設計のいい加減さを目の当たりにしていますから、教員免許更新制の廃止は歓迎せざるを得ません。具体的な方向性や実施に関する説得力のある指針もなく始められた現制度は、廃されて当然だと思います。教育の質の向上を国の方針として掲げるのは結構ですが、実際には、偏ったイデオロギーを推し進めるためだけのものになっていたのでしょう。

それにしても、小泉、安倍の時代に壊されたものを一つひとつ築き直していくのですね。大変な作業だと思います。

このブログで

Tags: ,

2009年 9月 13日 午後 11:43 | | この月のアーカイブへ

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 教員免許更新制廃止へ:

コメント

 民主党が教員免許の更新廃止を訴えておられること。頼もしく思います。私も一教員として以下に無意味な講習かと言うことを同僚達から毎日のように聞かされています。
さて、これをすぐにでも廃止することが出来ないのであれば、

文科省の省令、免許状更新講習規則
(平成二十年三月三十一日文部科学省令第十号)
(修了認定の方法及び基準)
第六条  修了認定は試験による成績審査に合格した者に対して行うものとし、当該修了認定の基準は、文部科学大臣が別に定める。

を改訂することで、来年4月からは講習だけは受けるものとし、認定試験はすぐにでも廃止すべきだと思います。一枚のペーパー試験で何がはかれるのか疑問であり、計られるのも心外です。それでも講習を受けなくてはならないのであれば、全面的な制度改革が実現するまで、試験を廃止して頂き、試験に備えての準備に注ぐエネルギーを普段の教育活動に当てたいと切望するものであります。このようなことは可能なのでしょうか。

投稿: 橘 弘之 | 2009/09/27 17:28:21

橘さん、コメントありがとうございます。

大学には、役に立つ講習にしようと努力している教員もいるのですが、いったい何が求められているのか分からず、戸惑っている人が多いと思います。

省令は、大臣の考えで変えられるでしょうから、早く手を打ってほしいですね。

投稿: うに | 2009/09/28 21:39:23

コメントを書く