« インドで同性間のセックスが合法化 | トップページ | 古い地図 »

2009.07.03

水俣病救済法案の衆院通過を嘆く

水俣病救済特別措置法案が衆議院本会議で可決されました。自民党と民主党の間で政治的な駆け引きが行なわれ、診断の決め手となる症状の種類について民主党の主張を一部いれて拡大が図られた一方、水俣病のもととなったチッソ株式会社を分社化するという企業寄りの自民党の方針が貫かれた形です。審議もほとんどなく採決が行なわれたようです。

11の水俣病患者団体が採決の前日に共同声明を出しています(相思社ごんずいブログ

この間の報道によれば、与党と民主党との協議が、実務者から国対委員長および政調会長レベルに「格上」されたことにより、与党案をベースにした修正で基本的に合意したとされています。… 少なくとも格上げされた与党と民主党の協議メンバーは、いちばんの当事者である水俣病患者の意見、実情を直接聞くべきです。患者の意見を聞くことなく、「国会対策上」の妥協をするならば、水俣病の苦難の歴史にかつてない最大の汚点を残すことになります。また、国会は法案審議にあたり被害者団体に賛否両論ある中、患者団体代表の意見を聞く正式な場を設けるべきです。

かすかな望みを参議院に託します。

このブログで

Tags: ,

2009年 7月 3日 午後 03:56 | | この月のアーカイブへ このエントリーを含むはてなブックマーク Tweet this!

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12988/45525674

この記事へのトラックバック一覧です: 水俣病救済法案の衆院通過を嘆く:

» QIC 第667回(ウェブラジオFMC、2009年7月19日放送分) トラックバック ラジオ批評ブログ――僕のラジオに手を出すな!
○「QIC」第667回(ウェブラジオFMC、2009年7月19日放送分) ※若干 続きを読む

受信: 2009/07/23 19:14:20

コメント

コメントを書く