京都の反国粋主義デモ
私が住んでいる京都で、明後日の土曜日に「外国人排斥を許さない6・13緊急行動」というデモがあります。埼玉県蕨市で外国籍の女の子に対してハラスメントにあたるような行動を取った団体がこの日、京都で示威行動をするのに反対して行なわれるデモです。
ネット上の知り合いの多くがこのデモのことをブログで紹介していたり、職場の人が何人か賛同者に名前を連ねていたりして、背中を強く押される気がします。私も参加することにしました。
私はぼんやりした人間なので、実は「デモに対抗するデモ」という行動の先鋭さに戸惑う面もあるのです。しかし、やっぱり「私たちの街にゼノフォビア(外国人排斥)を持ち込むな」ということをしっかり主張しておく必要があると考えています。
土曜日、いっしょに歩きませんか? 11時に三条の河川敷に集合だそうです。
2009年 6月 11日 午前 10:11 | Permalink | この月のアーカイブへ
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昔々あるところに部落差別問題に非常に熱心な、あるお坊様がおったそうな。この坊様は常日頃から「差別はいかん」と熱心に説き、辻説法に立っては口角泡を飛ばして差別を糾弾しておりましたとさ。さてある日のこと、とある解放同盟の地区幹部の人が、試しにこのお坊様に... 続きを読む
受信: 2009/06/12 3:17:15
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コメント
不法入国はいいことなの?法律に例外を作ることは、いちばん危険なことだと思うよ
投稿: うさたん | 2009/06/11 12:52:31
そもそもの経緯がどんなものであれ、私が4月13日の記事で書いた彼らの行動は、許されないものだと思います。
投稿: うに | 2009/06/11 15:36:35
特に4月の女子生徒に対するハラスメントデモの直後、各所でうさたん氏のような書き込みを大量にしていくような行為が頻発しました。
「外国人問題を(まじめな態度で)論議したいというのはかまわないんだよ」
「デモの先が女子生徒の自宅や小中学校ではなく、法務省とかだったら(自分と意見の違う人の言論も認めなくてはならないから)私たちは我慢したよ」
と、懇切丁寧にたしなめる投稿もありましたが、こういう書き込みをする人はみんな見て見ぬふりで、いくらちゃんと説明してあげでも、それには答えもせず、批判されている論旨とは趣旨違いの同じことを、何回も何回も何回も書いていきます。
そのうち、保守派や極右派の人々の間からさえ、女子生徒個人へのハラスメントデモへの批判があがりはじめると、なりをひそめるようになりましたが、いったいこういう書き込みをする人は何を考えているのでしょうか。
投稿: 草加耕助 | 2009/06/11 20:34:32
草加さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
私のブログは読者が少ないので、いやがらせもあまり来ないんじゃないかと思います。続くようなら、削除しようと思っています。
投稿: うに | 2009/06/11 22:46:30
テッサ・モーリス・スズキが、姜尚中との対談で、<すべての人間は外国人である>と語り、姜氏はその言葉にとても感心していました。
だから当然外国人である私も、土曜日は夕方から予定があるのですが、私自信が排除されないためにも、できるだけ参加しようと思います。
投稿: argon | 2009/06/12 0:24:54
たしか戦前の偉い人でもアメリカへ国禁を犯していったなんて人がいるよね。と思ったら、たとえば新島襄さんの例がありました。
それで書いたエントリー。
http://ameblo.jp/kandanoumare/entry-10251728021.html
今頃は、同志社のサイトが「やーい、犯罪者の建てた学校」と攻撃されているのかと思うと同情にたえません。(って、本当だったらどうしよう)
法律厳守という人もけっこうダブルスタンダードじゃないかと思うのは、それなら「雇用者のほうを厳罰にすべき」と主張しないこと。3K労働に担い手がいなくなって日本経済にマイナスの影響が出るのは困る。でも「外国人は排斥したい」ってことなのかしらん。
戦前の日本は、アメリカに出稼ぎに行って「不法就労」者を出す国だったのでしょうけど、それを「アメリカで日本人が大量に犯罪を犯していた」と表現する人っているかなあ。
投稿: kuroneko | 2009/06/12 12:25:36
argonさん、
興味深い言葉をありがとうございました。その言葉が新鮮に思えるのは、国という存在が自然なものに感じられてしまうことの裏返しなのかもしれません。
kuronekoさん、
同志社開学のころにネットがあったら、大変だったでしょうねえ。
これからプラカードを作るんですけど、「みんななかよく」って書かせてもらうかもしれません。
投稿: うに | 2009/06/12 21:35:37
kuronekoさんの「雇用者のほうを厳罰にすべき」というか、「雇用者のほう"も"厳罰にすべき」なら賛成です。両方罰する必要があるのは確かですね。
また同様にkuronekoさんが言及している米国に渡った戦前の日本人ですが、彼らは米国をリスペクトし、犯罪率はきわめて低かったという話を聞いたことがあります。また、勤勉さで米国民の尊敬(というか驚異の目で見られたらしい)を勝ち得ていたようです。そして、仮に不法入国が当局にバレたとしても、彼らはそれによる強制退去処分を甘んじて受けたのではないでしょうか。親子であれば一緒に日本に帰ったでしょう。それもごく自然に。それが相手国を重んじる紳士的な態度だと思います。
あと、新島襄さんに関しては勉強になりました。国禁といっても江戸幕府の法制上のもので、かつ時代は幕末(1864年)のことですので極端な例ですね。(彼を犯罪者呼ばわりするなら、薩摩・長州の明治政府の閣僚は全員犯罪者になってしまいます。そんなばかなこと誰も言いませんし、私は尊敬します)
わたしの書き込みが嫌がらせとお感じになるならごめんなさい。
http://aikokujapan.blogspot.com/2009/05/blog-post_8975.html
投稿: うさたん | 2009/06/15 21:25:09