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2009.06.30

青い本

Turkish translation of ’Blue Book’ out despite controversy - 1915年のオスマントルコによるアルメニア人ジェノサイドについて、当時のイギリス議会が報告書をまとめており、それのトルコ語訳がこのほどトルコで出版されたらしい。報告書は著名な歴史家のアーノルド・トインビーらの編集によるもので、"The Treatment of Armenians in the Ottoman Empire, 1915 - 1916" と題され、トルコでは「青表紙本」と呼ばれてきたもの。

記事によると、4年前に別のトルコ語版が出版されたが、その際にトルコ議会が同書は捏造されたプロパガンダであるとイギリス議会に苦情を送りつけたらしい。その本は縮約版であったので、完訳を読んでもらえばさまざまな誤解も解けるとイギリス議会が考え、今回の出版を企画したようだ。

英語版の電子テキストにリンク。非常に大部だ。

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2009年 6月 30日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.29

破綻国家2009

The 2009 Failed States Index - Foreign Policy 誌による今年の破綻国家ランキング。タイムズ・オブ・インディア紙の記事で知った。最上位10か国は ソマリア、ジンバブエ、スーダン、チャド、コンゴ民主共和国、イラク、アフガニスタン、中央アフリカ共和国、ギニア、パキスタン。アジアでは、ビルマ(13位)、北朝鮮(17位)、バングラデシュ(19位)、東チモール(20位)などが続く。

ランキングは人口問題、難民問題、集団的な不満、人口流出、人材育成、経済の凋落、体制の正当性、公共福利、人権、治安組織、エリート層のまとまり、外部からの介入などの要因を考慮して決められるらしい(この部分、題目だけではよく分からない。どこかに詳しく書いてあるのかもしれないが、読んでいない)。

最下位、つまり破綻から一番遠いのは、ノルウェイ、フィンランド、スウェーデン、スイス、アイルランド、デンマーク、ニュージーランド、オーストラリア、オランダ、オーストリア。日本は下から14位。アジアでは韓国が下から25位に入っている。

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2009年 6月 29日 午前 12:00 | | コメント (8) | トラックバック (1)

2009.06.28

ストーンウォール

40年前、1969年6月28日の未明、ニューヨーク市の Stonewall Inn というゲイ・バーにいた客たちが、認可なしに酒類を販売している容疑で家宅捜査(という建前の嫌がらせ)に来た警察官たちを、コップや缶などを投げつけて追い払った。ゲイの人たちが公然と警察権力に抵抗したアメリカ史上初の事件で、現代アメリカの同性愛者の権利獲得運動の原点とされる。ストーンウォールの反乱。この日を記念して、毎年、プライド・マーチが催される。

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2009年 6月 28日 午後 05:29 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.27

イタリアで65年目の戦争犯罪判決

En Italie, neuf anciens SS condamnés à perpétuité - イタリアの軍事法廷が1944年8月に起きたトスカーナ地方での市民大量虐殺の犯人として元ドイツ兵9人に終身刑を言い渡した。裁判は被告人欠席のまま行なわれたようだ。

事件は、トスカーナ地方の Bardine di San Terezo、 Tendola et Valla、 Fivizzano などの町や村で起こったもので、退却中のドイツ軍によってパルチザンの協力者の処罰として民間人350人が殺された。被告は全員ナチスの SS 親衛隊員。1994年に新証拠が発見され、裁判が始まった。判決は、ドイツ政府に対しても1億2,500万ユーロの賠償を命じている。

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2009年 6月 27日 午後 08:01 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2009.06.26

少しだけアメリカのアフガニスタン政策が変化

US winding down Afghan poppy destruction: Holbrooke - アメリカがブッシュ政権下から続けてきたアフガニスタンのケシ栽培地への除草剤散布をやめることにしたらしい。アフガニスタン・パキスタン問題の特使が議会公聴会で語った。

除草剤散布による強制的なケシ栽培妨害は、アメリカに憤った農民がタリバン側のイスラム原理主義運動に参加するきっかけとなっており、まったく期待されたような効果を上げていない。今後は、他の作物への転作支援や、麻薬商人の摘発などによって、アフガニスタンからのヘロインの流通阻止を図る。

ブッシュ政権の救いようのなさから脱却しつつあるようには見えるのだが、それでもアフガニスタンの戦争をやめようとはしないんだよな。不思議な国だ、アメリカ。

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2009年 6月 26日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.25

イランで大学教員が大量拘束

Mousavi website: professors detained after meeting - 昨日ムサビ候補と会見した70人ほどの大学教員が逮捕されたというニュース。情報源はムサビ候補系のサイトのこの記事。Google 翻訳によると、Islamic Association of University Teachers (大学教員イスラム協会)というグループの人たちのようです。逮捕後、どこで拘束されているかは分からないとあります。

大学で働く者として、私はイランにおけるこの大学教員の大量拘束を深く憂慮し、逮捕された人たちの速やかな釈放を求めます。

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2009年 6月 25日 午後 08:35 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2009.06.24

隠れたジャカルタ

Voyeurism or Philanthropy? - インドネシアのジャカルタのスラム街ツアーに関する記事。ジャカルタ・グローブ紙。Interkultur という NGO が昨年から始めた企画。Hidden Jakarta Tours (隠れたジャカルタ・ツアー) と名づけられており、Luar Batang などの最貧部で、住んでいる人の部屋に入って、じかに様子を聞くことができる。参加費は一人35万ルピア(約3,320円)。

そこで出会うのは、5人子持ちの23歳の女性。彼女の夫の稼ぎは一日200円ほど。身寄りがなく、空き瓶を集めて生計を立てている90歳の女性。等々。

貧しい人を搾取しているのではないかという批判もあるようだ。主催者は、「ごく普通の人に会う機会を作っているだけだ。このツアーに来るのも普通の人だ。たまたま豊かな国に住んでいるので、ここに来ることができるというだけの話だ」と語っている。

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2009年 6月 24日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.23

鯨肉

Whale meat trade increases, despite ban - 鯨肉の輸出入はワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約、CITES)で禁止されているにも関わらず、近年増加しているという指摘。日本とノルウェイ、アイスランドは、絶滅危惧種のリストにクジラを載せること自体に疑義を述べているので輸出入ができる、みたいに書いてあるが、どういう仕組みかよく分からない。

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2009年 6月 23日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.22

顔を隠す

"Government bans use of face masks at protests"、"Le décret "anti-cagoule" officiellement publié" - フランスでは、目出し帽(英 balaclava、仏 cagoule)やマスクで顔を隠してデモをするのが禁止された。土曜日に出された首相令による。「公の秩序が脅かされかねない状況で、だれだか分からなくするために顔を覆うこと」が処罰の対象になる。「地元の慣習に沿っ(た被りかたをし)ているか、顔を隠すのが正当な動機による場合はこの限りではない」という、いまひとつよく分からない除外条項が付いているとのこと。

デモに行くと、時々、ド派手な化粧というか扮装をして、素顔がまったく見当がつかないような人がいるが、あれはいいんだよね?

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2009年 6月 22日 午前 12:00 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2009.06.21

テヘランの人々のために祈る

今、これを書いている時点で、イランは大変なことになっているようです。反政府の集会に対して発砲や薬物の散布などが行なわれているとのこと。ムサビ候補が「私は殉教者になる用意がある」と演説したとも伝えられています。負傷者が各国の大使館に運び込まれているそうです(Twitter の #IranElection)。

民衆に力と勇気を。イランに自由と正義を。そう祈ることしか、今はできません。

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2009年 6月 21日 午前 01:24 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.20

アイヌ民族の日

北海道「アイヌ民族の日」検討 知事が表明 - 共同通信。高橋知事が政府のアイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会で制定を提案したが、国のレベルで話が進まないようなら、北海道が独自に定めることを検討すると伝えている。

言われてみれば、今までなかったのが不思議な気さえする。記事は、世論啓発のための記念日として北方領土の日があることを指摘している。国の中に少数民族がいるということは、国のありかたとして基盤的に重要なことであるはずで、そのことを考えるための日はあって然るべきだと思う。少なくとも、単に条約でやり取りしただけの土地の話などよりもはるかに大切なことのはずだ。

何にちなんで、何月何日にするのだろう。シャクシャインたちの蜂起の記念日だったらいいな。

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2009年 6月 20日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.19

ダルフールのジェノサイドは終わったのか

Sudan's 'Coordinated' Genocide in Darfur Is Over, U.S. Envoy Says - アメリカ政府のスーダン問題特使が、ダルフールでは既にスーダン政府による組織的なジェノサイドは行なわれていないとの見解を示した。J. Scott Gration 特使はオバマ政権の中でも際立ってスーダンのバシル大統領らに寛容な態度をとっているので、彼の見解が妥当であるかは論議のあるところだろう。

ダルフール問題とは別に、スーダン南部が中央政府から分離独立するかどうかをめぐる会議も、ワシントンで双方の代表を招いて開かれるらしい。ダルフールのジェノサイドで国際刑事裁判所が逮捕令状を出しているバシル大統領の政権との交渉の強化をアメリカが狙っているものと考えられる。

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2009年 6月 19日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (11)

2009.06.18

喪に服する木曜日

大統領選後のイランの情勢を心配しています。投開票に著しい不正があったと指摘する反体制派のデモ参加者が少なくとも7人、警察や民兵の手で命を失ったようです。ムサビ候補は、今日18日をそれらの犠牲者の喪に服する日としたいと語っているそうです:ロイター電 "Mousavi calls day of mourning for Iran dead"。

「負傷したり犠牲者となった私たちの同胞がいる。それらの人々の家族への連帯を示してほしい。モスクに集うことによって、あるいは平和的なデモに参加することによって。」

私もここに心から哀悼の意を捧げ、自由で民主的なイランのために闘っている人々への連帯を表明します。

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2009年 6月 18日 午前 12:00 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2009.06.17

史上最大のゲットーの食糧事情

No gourmets in Gaza - 英ガーディアン紙のブログ記事。ガザ封鎖でどのような食料品が禁輸になっているか、人々はどのような食生活を送っているかについて。興味深いリンク多数。

肉の輸入は制限されており、値も高いので、買えない人が多い。秘密トンネルで山羊などを密輸している人もいる。茶、コーヒー、ソーセージ、パスタ用の小麦粉、乳製品、ほとんどの製パン材料は禁輸。調理用のガスも需要の半分を満たす程度しか輸入が許されていない。

「おいしいもの」はダメ、ということで、中東で人気のあるゴマ菓子のハルヴァは禁止。さくらんぼ、キウィ、アーモンド、ざくろ、チョコレートも禁止。ただ、野菜と果物は、例えばイスラエルでかぼちゃとにんじんがだぶついていれば輸入が許される、といった感じらしい。何を通すかは、イスラエルの役人が賄賂をもらって決めているようだ。

記事の最後に、前回ガザのことを書いた時には、ネット右翼みたいなのが大量にコメントを書き込んで大変だったというようなことが書いてある。

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2009年 6月 17日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.16

64の言葉

スー・チーさん励ますサイト 誕生日にメッセージ募る - 19日に迫ったビルマのアウンサンスーチーさんの64歳の誕生日に向けて、64語のメッセージを集めているらしい: 64 Words for Aung San Suu Kyi

アウンサンスーチーさん、誕生日おめでとうございます。あなたが誕生日を家族や友人とともに祝える時が近づいていることを私は信じます。

…で64文字(句読点含む)なんだけど、これでいいだろうか。64語ではなく64文字というのは、ちょっと短すぎるかな。送るのに躊躇している。

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2009年 6月 16日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.15

一世紀前のジェノサイドと今の軍需産業

Companies lobby (quietly) on genocide bill - オスマントルコが1915年にアルメニア人のジェノサイドを行なったと認定する決議がアメリカの議会下院に提案されているが、トルコに武器を輸出している企業がこれを阻止しようとしてロビー活動をしているという記事。トルコの Hürriyet 紙より。

名前が挙がっているのは BAE Systems Inc.、Goodrich Corp.、 Northrop Grumman Corp.、 Raytheon Co.、 United Technologies Corp.、 Chevron Corp の6社。決議にトルコ政府が怒り、受注できなくなるのを恐れているらしいが、決議が人権問題に関わるものなので、表立ったロビー活動は控えているとのこと。決議案はまだ外交委員会での審議も始まっていない。

日本の歴史認識に関する下院決議の時も、こういう動きがあったのでしょうかね。

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2009年 6月 15日 午後 01:40 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.14

二つのデモ

昨日京都で行なわれた「外国人排斥を許さない6・13緊急行動」のデモに行ってきました。参加者は250人ぐらいだったと思います。京都のデモとしては大きいほうですし、ビラの受け取りもよかったようで、大成功と言ってよいと思います。

「人らしく生きられる社会を!」など、シュプレヒコールにも能動的な言葉が入っていて、よかったです。「外国人排除を許すな」みたいな対抗的なメッセージもありましたが、右翼のデモに対抗して行なうデモだという事情を道行く人が知っているわけでもないので、もっと一般的に、「寛容な社会を目指す」とか「多様性を受け容れよう」といったことを訴えてもよかったかもしれません。

で、午後に行なわれた右翼の側のデモは、90人ぐらいでした。彼らにしては多いほうなのかもしれませんが、圧倒的な差がついて、「勝ち負け」が明らかになり、よかったなあと思いました。それにしても、単に街宣車から降りて歩いているだけの集団ですね、彼ら。もっと大衆へのアピールを考え、流れを作ろうとしているのかと思っていました。差別する心は薄汚く、恥ずかしいものだという社会通念をかえって強化しているだけのように思えました。

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2009年 6月 14日 午前 12:00 | | コメント (10) | トラックバック (2)

2009.06.13

ペルーの一揆、その後

4月に始まったペルーのアマゾン流域先住民による抗議行動は、6月5日に北部 Bagua 市の近郊で数十人(一部報道によれば百人以上)が警察との衝突で命を失う惨事となった。ガルシア政権による先住民のジェノサイドだという声もあがるほど、アメリカとの自由貿易協定を推し進めようとするペルー政府への批判は強まっている。虐殺事件の全貌はいまだに明らかになっていない(IPS の記事)。

Amazonas ResistePeru's Congress suspends decrees that prompted Amazon protests - ペルー国会は、10日、アマゾンの鉱物、石油資源などの採掘や森林伐採などに道を開く2つの大統領令(1090号と1064号)を90日間、執行停止とすることを議決した。しかし、先住民たちは大統領令の撤廃を求めており、これで事態が終息するとは思われない。

Thousands march over Peru clashes - 11日には、全土で労働組合や学生団体などによる連帯デモが行なわれた(La República 紙の "Se presentaron disturbios en marcha de la CGTP")。首都リマでは、国会周辺で機動隊が催涙弾を用いて2万人にのぼるデモ隊を攻撃した。

画像は Indymedia Peru から。非商用利用は自由。

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2009年 6月 13日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.12

ガザの大学に本を贈ろう

Free Gaza Campaign Plans To Deliver Books To Al-Aqsa University - 船によるガザの封鎖突破を成功させてきた Free Gaza Movement がガザのアルアクサ大学に本を届けるキャンペーンを始めた。大学の図書館が購入したいと考えている本のリストがアメリカイギリスのアマゾンに置いてある。その中から代理で購入すると、その本が船でガザに届けられる仕組みだ。

クレジットカードさえあれば、とても簡単に、ガザの大学に本が寄贈できるというわけだ。いや、決済が簡単なだけで、封鎖の突破はたぶん簡単ではない。私もさっそく一冊贈ってみた。ウニ(Unni)さんという名前の人が書いた本があったので、ご縁かと思って、それを。

詳細は Free Gaza Movement の The Right to Read Campaign のページで。

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2009年 6月 12日 午前 12:00 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2009.06.11

京都の反国粋主義デモ

私が住んでいる京都で、明後日の土曜日に「外国人排斥を許さない6・13緊急行動」というデモがあります。埼玉県蕨市で外国籍の女の子に対してハラスメントにあたるような行動を取った団体がこの日、京都で示威行動をするのに反対して行なわれるデモです。

ネット上の知り合いの多くがこのデモのことをブログで紹介していたり、職場の人が何人か賛同者に名前を連ねていたりして、背中を強く押される気がします。私も参加することにしました。

私はぼんやりした人間なので、実は「デモに対抗するデモ」という行動の先鋭さに戸惑う面もあるのです。しかし、やっぱり「私たちの街にゼノフォビア(外国人排斥)を持ち込むな」ということをしっかり主張しておく必要があると考えています。

土曜日、いっしょに歩きませんか? 11時に三条の河川敷に集合だそうです。

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2009年 6月 11日 午前 10:11 | | コメント (8) | トラックバック (2)

2009.06.10

イラクの博物館がネットで公開

Italy puts Baghdad Museum online - イタリアの技術協力で、バグダッドのイラク国立博物館のもっとも代表的な展示品をネット上で見ることができるようになった。イラク仮想博物館(The Virtual Museum of Iraq)は、メソポタミアの6,000年の歴史を8つの時代に分けて、展示を行なっている。解説言語はイタリア語、英語、アラビア語。

アメリカのイラク侵略に伴って起こった略奪で、国立博物館からは15,000点の展示物が持ち去られたと言う。そのうち9,000点は今も行方知れずのままだ。記事は、多くはイギリス、スイス、アメリカの収集家の手に渡ったのではないかと書いている。

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2009年 6月 10日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.09

海賊党が来たぞ!

Swedish pirates capture EU seat - 欧州議会の選挙では、スウェーデンで海賊党が7.4%の得票率で初の議席を獲得した。海賊党(Piratpartiet)は、大企業を潤すだけの著作権法や特許法を市民のために根本的に改革することを公約とした新進政党(党名の「海賊」とは、「海賊版」の「海賊」だ)。著作権保護期間の短縮を訴えている。

スウェーデンのサーバーで運営されている世界最大のP2Pネットワーク The Pirate Bay の代表らが4月に有罪判決を受けたことが逆に追い風となったようだ。

政治はもちろん著作権のことばかりではないので、他の問題について海賊党がどのような態度をとるのかを見極めなくては、喜べないとは思うが、保護期間延長反対を唱えてきた私としては注目せざるを得ない政党の誕生である。

Piratpartiet

ロゴは党の報道資料から。使用自由とされている。なお、党の色は #660087 だそうだ。

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2009年 6月 9日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.08

改憲に舵を切るフィリピン議会

House approves constituent assembly - 下院で多数を占める与党が改憲手続きに関する議案を強行採決。と言っても、日本ではなく(憲法審査会の件で油断できないが)、フィリピンの話。改憲(cha cha = charter change)に必要な制憲議会(con ass = constituent assembly)に国会自らがなることができるという下院法案1109号を、与党 Lakas-Kampi-CMD が、会期末直前の先週火曜日に、野党の質問時間を途中で打ち切って採決したそうだ。野党議員は「数の暴力」だと反発している。フィリピンでは上下両院で多数派が異なるねじれ国会となっているが、今回の法案成立で国会が兼ねることとなった制憲議会は両院議員が一体となって投票するため、ラカス・カンピCMDが有利になる。

野党各党は、アロヨ大統領が改憲によって大統領職を再任可能にするか、ことによると自らの任期を延長するのではないかと懸念している。10日に大規模な抗議行動が行なわれる予定。

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2009年 6月 8日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.07

パリの名誉市民

Dalai Lama in Paris for citizen honour - ダライ・ラマのフランス到着を伝えるAFP電。ダライ・ラマはパリ市の「名誉市民」の称号を受けるためにフランスを訪れている。写真を見ると、かなり老けてきたなあ、という感じ。

パリ市名誉市民(Citoyen d’honneur de la Ville de Paris)は2001年に創られた称号で、自由のために闘っている人に与えられる。刺激的な人選だ。

  • 2001: Mumia Abou Jamal (米国)
  • 2002: Ingrid Betancourt (コロンビア)
  • 2003: Iouri Bandajevski (ベラルーシ)
  • 2004: Aung San Suu Kyi (ビルマ)
  • 2005: Hauwa Ibrahim (ナイジェリア)
  • 2008: Hu Jia (中国)、Le dalaï-lama (チベット)、Taslima Nasreen (バングラデシュ)

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2009年 6月 7日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.06

イスラエルは干ばつ

ISRAEL: Drought declared as five dry winters take their toll - 6月2日のことだが、イスラエルの農業省と財政省が、イスラエル南部の広域に干ばつを宣言した。農家への補償などが行なわれるらしい。ティベリアス湖(ガリラヤ湖とも呼ばれる)という湖では、取水ができなくなるまでに、あと34センチのところまで水位が落ちているという。5年続いて雨の少ない冬だったことの影響だとされている。

記事には占領されたパレスチナのことは一言も書いていないのだけど、かの地を心配しつつ読む。

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2009年 6月 6日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.05

アメリカの冷戦終わる

OAS ends Cuba suspension after 47 years - 米州機構(Organization of American States)がキューバ排除の方針を転換します。OASはキューバ革命後の1962年にキューバの参加資格を剥奪していましたが、ホンジュラスで開かれていた第39回総会で、キューバの参加を認めることを米国を含む全会一致で議決しました。

キューバ政府は、OASへの復帰の意志はないと述べていますが、総会の決定の持つ象徴的意義を評価するとしたコメントを発表しています(Telesur の "Cuba saluda decisión sin condiciones de la OEA")。

協調的で建設的な外交が東アジアでも行なわれるようになることを祈ります。

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2009年 6月 5日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.04

戦車を止めた人

Behind the Scenes: Tank Man of Tiananmen - ニューヨーク・タイムズ紙のブログが天安門事件の時に戦車の隊列の前に立ったあの人の写真と、それらを撮った4人の写真家たちの回想を載せています。

20年前にこの写真を見た時もそうでしたが、涙があふれてきて、止まりません。権力におもねることなく、命をかけて異議申し立てをする勇気の大切さを、私はこの人から学びました。

北京の地理に不案内なので、ずっと、これがどこで撮られた写真なのか知らずにいました。天安門広場から1キロほど東にある北京飯店というホテルから東長安街という大通りを見た構図だそうです(地図)。

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2009年 6月 4日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2009.06.03

三十年ぶりの招待

A New Iran Overture, With Hot Dogs: U.S. Reaches Out to Iran to Celebrate 4th of July - 1979年のイスラム革命以来、イランとアメリカの間に国交はない。しかし、来たる7月4日のアメリカの独立記念日にあたって各国の米大使館で催されるパーティーにイランからの外交官を招いてもよいという通達が国務省から出された。

イランを国際的に孤立させず、対話による外交を目指すというオバマ政権の姿勢を額面通りに評価すべきなのか、それとも裏にあるかも知れぬ帝国主義者の策謀を指弾すべきなのか、私には分からないが、何も打つ手を持たぬ日本の北朝鮮外交などに比べると余裕しゃくしゃくに見えて、うらやましい。まあ、北朝鮮については、アメリカも打つ手を欠いているのだろうけれど。

その他、ホットドッグは豚肉だからまずいでしょうとか、「建国記念の日にパーティーをしますから来ませんか」なんて言っても、天皇制の祝日だもの、来るわけないよなとか、他愛のないことばかり考えた。

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2009年 6月 3日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.02

駐米大使の謝罪

Japan ambassador apologizes for Bataan Death March - 第二次世界大戦当時、フィリピンのバターン半島で、日本軍が捕虜約78,000人(フィリピン人66,000人、アメリカ人12,000人)を食べ物や水なしで長い距離を歩かせ、途中11,000人あまりが亡くなった「バターン死の行進」について、藤崎一郎駐米大使が謝罪したことをAP電が伝えている。

謝罪は、テキサス州サンアントニオで開かれていたバターン死の行進生き残り兵士の親睦会で行なわれた。藤崎大使の謝罪を歓迎する声と、否定的な見方が相半ばしていたらしい。「お前の謝罪なんか受け入れない」「この若造は虐殺のことなどほとんど知りもしないみたいだ。スピーチを練習してきたに違いない」などといった厳しい言葉も紹介されている(現地の報道では、アメリカ人にとっては、回りくどい言い方で、誠実さに欠けるように聞こえたかもしれないが、それは文化の違いではないか、という意見も紹介されている)。

生存者の高齢化に伴い、これが最後の親睦会となるらしい。最後の機会だったわけだ。いたるところで、謝罪の最後の機会が見逃されているに違いない。

追記:書いてから調べてみたら、この週末に急にというのではなく、前から動きがあったらしい。「Gazing at the Celestial Blue 日本政府が第二次世界大戦下の戦争犯罪に対し公式謝罪(!?)」、「元米兵捕虜団体への親書の件 - Apes! Not Monkeys! はてな別館」を参照。

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2009年 6月 2日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.01

恋する市長

テキサス州中西部の San Angelo という市で、先月中旬、市長が突然辞任した。89%の支持を得て4選を果たしたばかりの32歳の若い市長。就任式の直前だった。辞任の理由は、信じられないくらい恋に落ちてしまったから。

恋の相手は、メキシコからの不法移民だった。出会って2か月。不法滞在者をかくまいながら公職に就くことはできない。そう考えて彼は市長を辞め、メキシコに行って、新しい生活を始めることにした。

姿を消してしまった市長の相手はどんな人なのかは明らかにされていない。分かっているのは、その人が男性だということだけ。市長の身近な人たちも、彼がゲイだとは知らなかった。

市や前市長のウェブサイトを見ると、白人の保守的な街という印象を受けるが、前市長が不法移民と恋愛をしたことや彼の同性愛を責める声はほとんど聞かれないという。

英ガーディアン紙の "Gay mayor's illicit love shakes a Texas town" という記事で知った。

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2009年 6月 1日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (1)

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