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2009.01.19

クルド語のテレビ

トルコでは、1980年から1981年までの間、少数民族の言語、クルド語で話すことは犯罪でした。今もなおクルドの人たちの人権が十全に確立されていないことは言うまでもありません。また、クルド人の中にはトルコ語が話せない人が、特に女性に、たくさんいるらしいです。

そのトルコで、今月のはじめに国営テレビが24時間クルド語で放送するチャンネル TRT 6 を開設しました。"TRT 6 frees southeastern youth from translation burden" という記事の中で、17歳の少年が「今まではテレビを見ていると、トルコ語が分からない母が、あの男の人は何と言ったのかとか、あの女の人はなぜないているのかとか、翻訳を求めてくるので、拷問のようでした。全部訳すなんて不可能ですから。これからはじっくりと見ることができます」と喜びを語っています。

ここまでに書いたことの中にもしっかりと考えたい問題がありますが、長い文章を書くのが苦手なので、それらには目をつぶることにします。

クルド語のテレビ映像を集めたサイトを見てみると、記事の中で紹介されている Rojin という女性歌手が司会をする番組 Rojiname のクリップもあります。黒柳徹子さんのかわりに長い髪を真ん中で分けた若い女性が話を聞いていると思えばいいです。言葉が分からないと何もおもしろくありません。かわりにお勧めするのが、Ömer Gundi という男性歌手のビデオです。イタリアのベルルスコーニ首相がインドに行って映画に主演するとこんな感じになると思うのですが、いかがでしょう。

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2009年 1月 19日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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コメント

毎日、日課として回覧しているサイトは、読むのが辛くなるような内容のものが多く、うにさんの所でいつも少しほっとさせられています。とりわけこのエントリーには和やかな気分にならせていただきました。
先日の大阪での反イスラエル軍事行動の集会、私も参加したかったのですが、結局は無駄になってしまった別の行動であの日一日を潰してしまいました。
もちろん、あの中からうにさんを識別できる訳でもないのに、参加していればお会いできていたかもしれないと、少し残念です。

投稿: argon | 2009/01/20 2:33:08

ついでです。
昔、ユルマズ・ギュネイというトルコ人の監督の撮った『路』という映画を観て感動したことがあるのですが、ひょっとしてと思っていま調べてみたら、やはりクルド人でした。

投稿: argon | 2009/01/20 2:42:27

何度もすみません。
『路』という映画は、政治犯として捕われていたギュネイが、獄中から指示を出して監督した映画だったはずです。
内容は、政治犯であった主人公が獄中にあった間に、確か経済的な問題か何かで仕方なく不倫をしてしまった妻を、おそらくクルド人社会の規範であった掟に従って、死地に赴かせるというものでした。数日の仮釈放を許可された主人公が、雪山で歩けなくなってしまった妻を、彼自身が背負いながら、極寒の山中に放置するために歩き続けるのです。
うにさんもご覧になったかもしれないのに、余計な、しかも読むのが辛くなるようなコメントを私自身が書いてしまい、大変失礼しました。

投稿: argon | 2009/01/20 3:21:04

argonさん、こんにちは。

お互い関西在住ですし、きっといつかお目にかかることがあると思います。アメリカの大統領が替わって、世界が少しでもよくなり、抗議デモとかが減って、会う機会が減るなら、それはそれでいいことなのかもしれませんが。

「路」の雪山のシーンの一部がYouTubeにありました。
http://jp.youtube.com/watch?v=o2mNyO_bZmY

残念ながら字幕がないので、よく分かりません。本当に奥さんを置いてきてしまったのでしょうか。心がまだかよいあっているようにも見えます。

投稿: うに | 2009/01/21 10:29:46

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