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2009.01.24

フランスで大学の教員スト迫る

Universités : appel à la grève des cours à partir du 2 février 2009 - フランスで今週、大学の労働組合の新たな連合体 Coordination Nationale des Universités が結成され、その第一回大会において、サルコジ政権の文教政策に反対して2月2日から無期限のストライキに入ることが決定された。決議文は Sauvons l'Université のサイトにある

CNU第一回大会背景知識がないのでよく分からないが、教育省が大学教員の地位に関わる政令を出す準備をしており、その撤回を求めたストライキらしい。大半の大学の学長もこの政令に反対を表明している。

別の記事によると、教育省は大学で教える教員の採用にあたって選抜試験を課すつもりと書いてあるようだ。ちょっと信じがたいので、私の誤読かもしれない。大学で働く者すべての地位を危うくする動きだとも書いてある。この政策に対しては左派の組合から右派の教員団体まで幅広く反対の声をあげていて、来週早々ストに入る組合もある。

写真はストが決議された大会のようす。gunthert さんが CC-by-nc-nd で公開しているもの。

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2009年 1月 24日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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受信: 2009/01/24 8:50:38

コメント

>大学で教える教員の採用にあたって選抜試験を課すつもり

ざっと読むと、「大学国立評議会」が現在持っている教員の任命権限を大幅に縮小しようとする「カイカク」のようです。

http://fr.wikipedia.org/wiki/Conseil_national_des_universit%C3%A9s

高等教育の自由と研究の自立の原則は教員・研究者に特別な地位保証をしているわけですが、この「大学国立評議会」は教員・研究員の採用とキャリアについて意見を述べる決定機関ということです。

この地位や権限を縮小しようとするのですから、たしかにとんでもない動きです。

投稿: 村野瀬玲奈 | 2009/01/31 1:02:46

村野瀬さん、ありがとうございます。

日本の国立大学法人化につながるものがあるのかもしれません。中央から各大学に権限を移すことに関しては、いいことばかりが宣伝されますが、最近、富山大学で構成員の意思に反した学長選出が行なわれたことが示しているように、大学が企業の婢になるという結果が待っているように思えます。

投稿: うに | 2009/01/31 17:31:45

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