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2008.12.29

マハラシュトラの綿花

インド西部のマハラシュトラ州にいます。アジャンタの石窟という仏教遺跡を見に来たのですが、全然いい写真が撮れませんでした。

綿花

写真は道ばたの綿花です。収穫の終わった畑にひっそりと残っていました。マハラシュトラでは、遺伝子組み換えの綿花が導入されて、農民たちは以前よりもむしろ貧しくなってしまい、自殺者も多く出ていると聞きます。道路沿いの畑を見る限り、さまざまな作物(綿花、小麦、砂糖キビ、コーリャン、ヒマワリ、生姜など)が植えられているようです。何か一つに偏っていないのは、いいことだと思いました。

ろくにニュースを追っていないのですが、イスラエルがガザを攻撃したことは、空港で流れていたニュースで知りました。こちらでは、パキスタンとインドの間の緊張のほうが大きいニュースみたいです。平和を祈ります。

2008年 12月 29日 午前 12:00 | | コメント (2) | トラックバック (2)

2008.12.27

旅に出ています

この記事は出かける前に予定投稿しておきました。更新が不規則になりますが、ご心配なく。いつものことながら、お腹を壊しがちなのが不安です。

2008年 12月 27日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.26

あれから四年

今日で津波から4年。AFP電 "Hope and disappointment four years on from Asian tsunami" は、インドネシアのアチェが著しい復興を遂げたと伝えている。津波の後、分離独立運動(GAM)とインドネシア政府の間の和解が成立したことが大きな要因だ。記事は、復興事業を手がけたアチェ・ニアス再建機関(BRR)が腐敗することなく事業を行なったことを高く評価している。津波によって壊滅的な被害を受けた沿岸部が復興の恩恵を受けたのに対し、同じように内戦で疲弊した内陸部が経済的に取り残されていること、そして来年4月でBRRの事業が終わるため、その後に経済が悪化しかねないことなどが不安材料である。

ジャカルタ・ポスト紙の "Aceh to hold massive prayer Friday on tsunami" によれば、インドネシアの津波被害は、死者129,775人、行方不明36,786。12万の家屋が全壊し、17万4千人が避難を強いられた。

アチェ

地図は Perry-Castañeda Library Map Collection のパブリック・ドメインのものに、アチェの中心的な町メウラボを書き入れた。

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2008年 12月 26日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.25

ホームレスの母のブログ

In Paris, the wish list for Christmas? Just a home (前半後半) - インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙の記事。パリで暮すホームレスの女性 Julie Lacoste さんとその子どもたちを紹介している。

ラコストさんはパリ市の近くの公共図書館で非常勤の仕事をし、月に€750(約9万5千円)稼ぐが、アパートを借りて住むには、これでは足りない。いや、アパートを借りようとしても、彼女がホームレス(SDF、住所不定)だと分かると、貸し渋りに遭うことが多い。知り合いの家などを渡り歩いて暮している。最近、彼女が住むところに困らずやっていけているのは、彼女が始めたブログを読んだ人たちの何人かが軒を貸してくれたからだ。

ジュリーさんのブログは Un temps de retard: Journal de bord d'une mere sans logement (遅れの時間:ホームレスの母の航海日誌)。

クリスマスは、故郷に帰って、子どもたちをその祖父母に会わせている。パリを離れる前に書かれた記事の最後には、「でも、2009年が私たちにとっていい年になることを楽観し、信じている」と書いた。

すべての危うい状況の人たちにとって、来年がいい年になるように、私も祈り、働きたい。

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2008年 12月 25日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (11)

2008.12.24

十の災い

'Top Ten' humanitarian crises reveal growing insecurity, neglected health needs - 国境なき医師団(Médecins Sans Frontières)が選んだ、今年進行中の10の大きな人道危機。

となっている。

イスラエルによる完全封鎖が続いているガザなども危ないのではないか。難民キャンプへの食糧配給が止まってしまったほか、製粉所、パン屋が完全に操業を停止した。IMEMC "Gaza's Bakeries Shut Down"。

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2008年 12月 24日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2008.12.23

インドネシアで大学法人化に反対するデモ

Students hold rally to protest education legal entities - ジャカルタ・ポストの記事。インドネシアのジャワ島東部、スラバヤの大学生たちが大学の法人化に反対する抗議行動を22日に行なったことを伝えています。学生たちが心配しているのは、大学の商業化と学費の高騰です。

記事には、「教育法人に関する新たな法律」ができて、学生たちはそれに反対を表明したとあります。日本で国立大学が法人化されたころ、私は国立大学に勤めていたのですが、インドネシアからの留学生に「インドネシアでも非国営化が行なわれました」と言われた記憶があります。一部の国立大学が法人化されたということだったのかなあ。どうなっているのでしょう…

デモなどが行なわれたのは「8月17日大学」周辺と書いてあります。日本の敗戦によって占領が終わり、スカルノたちが独立宣言を発表した日にちなんだ名前だと思いますが、ネットで存在が確認できません… いつもにも増して中途半端な記事を書いてしまうのでありました。

これではいけないと思い、気合いを入れ直しました。Universitas 17 Agustus 1945 Surabaya ですね。ありました。デモを行なった「スラバヤ学生中央運動」の原語は Sentral Gerakan Mahasiswa Surabaya、法人化の法律は Badan Hukum Pendidikan でした。

おまけ:Google のインドネシア語英語翻訳で Mahasiswa Surabaya blokade jalan (スラバヤの学生たちが道を塞ぐ、のはず)を訳すと、なぜか「学生たちがバンコクの道を塞ぐ」になります。

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2008年 12月 23日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2008.12.22

私立大学の含み損

読売新聞に「18私大、有価証券含み損688億円…読売新聞調べ」という記事が載っています。駒澤大、南山大などで資産運用の失敗により大きな損失が出ているが、ほかの私立大学ではどうか、という調査です。こちらのブログで知りました。私の勤め先も「デリバティブ取引あり」と回答したようです。

2年半ほど前に問い合わせた時には「現時点で、購入した債券は国債と政府保証債(公的機関のもの)だけであり、民間企業の社債や株式は保有していない」と言われたのですが、「株はやっていないが、デリバティブ商品はやっている」という意味だったのですね。資産運用とかに縁がないから、考えもしませんでした(この記事も、「デリバティブ」とか「含み損」とか、耳学問で書いています。何ら理解していません)。

それはそうと、円高が収まってくれないと、留学生の受け入れは危機的な状況になってしまいます。

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2008年 12月 22日 午前 12:00 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2008.12.21

靴の山

Mission Accomplished!

靴の山に埋もれながらも「任務完了」と言い続けるアメリカ。Mike Flugennock さんによる風刺画。ワシントンDCの Indymedia のサイトで見つけた。非商用の複製が認められている。

たくさんの家族を失ったイラクの人たちが、いや、たくさんの世界の人たちが靴を投げたかったのだと思う。そして、これだけ投げつけられれば、かわすことはできないだろう。

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2008年 12月 21日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.20

ニューヨークの大学で学長の退陣を求めてストライキ

The New School はニューヨーク市のグレニッチヴィレッジにある小さな大学だ。第一次世界大戦のころ、戦乱と迫害を逃れてヨーロッパからやって来た教員らによって作られた学校らしい。そのニュー・スクールで学長の退陣を求めて学生たちがストライキを行なっている。ニューヨーク・タイムズ紙: "Protest at the New School Turns Unruly"。

ケリー総長はネブラスカ州知事、連邦上院議員などを勤めた人で、かつてはとても人気のあった人だ。しかし、イラク戦争を支持するなど、この学校の雰囲気には合わなかったらしい。学長職と総長職を兼任しようとするなど、学園の運営(ガバナンス)に問題があったとして、教授会から不信任決議を出されていた。学生たちは水曜日から学食をバリケード封鎖して占拠を続けている。

バリケードの中からは、ブログが更新されている:"New School In Exile"。動画等はこちらのサイトで。

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2008年 12月 20日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.19

靴を投げた人に連帯する

ブッシュ大統領に靴を投げつけた記者の気持ちは、痛いほど分かる。それに喝采を上げるイラクの人々の気持ちも。

ブッシュ政権の政策によって世界が危険になり、多くの人が殺されたことを考えれば、ムンタダル・アル=ザイディ記者のやったことは、とても理解できる。イラクの傀儡政権のもとで彼の裁判が公正に行なわれるかは分からない。彼の身の安全を案ずる。そんな気持ちで始められた署名運動を見つけた: "In Support of the Iraqi Shoe-Throwing Journalist"。

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2008年 12月 19日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2008.12.18

琵琶湖と温暖化とクリスマスソング

温暖化「南北間で同じ気候に」県農技センター湖北分場廃止へ - 滋賀県は、これまで、県の北部と南部では気候が違うとして、県の北部にも農業技術振興センターを置いてきましたが、北部の温暖化によって南北の気温差がほとんどなくなったとして、北部のセンターの閉鎖を決めたそうです。

30年前には年の平均最低気温に1度の差がありましたが、ここ数年は1けたから2けた小さい差しか見られないのだそうです。

この時期、よく流れてくるのが「ホワイト・クリスマス」の歌です。あれが気候変動についての歌だって知っていましたか? - I'm dreaming of a white Christmas, just like the ones I used to know. (子どものころよくあったような、雪のクリスマスになるといいのに。) - この歌が作られたのは1940年代ですが、そのころから既に降雪量が減り始めていたということなのでしょうか。

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2008年 12月 18日 午前 12:00 | | コメント (2) | トラックバック (1)

2008.12.17

裁判所でヒジャブ

Muslim's scarf leads to arrest at courthouse - アメリカのジョージア州で、裁判所に入る時にヒジャブを取ることを拒否した女性が逮捕されたというニュース。交通違反をした甥っ子に付き添って来たムスリマの女性が、裁判所の入り口の金属探知機のところで頭髪を覆っているスカーフを外すように言われたが、イスラムの教えにより取ることはできないと答えた。やり取りの中で罵り言葉を使ったからか、その場で逮捕されたという。ヒジャブをかぶった女性が法廷に入れなかった前例も紹介されている。

アメリカ人の学生は教室で平気で野球帽をかぶったりしているが、それとごっちゃにしてはいけないという話なのだろう。

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2008年 12月 17日 午後 08:12 | | コメント (4) | トラックバック (7)

2008.12.16

レイ、最初の呼吸

Film inspired by rape of Okinawa girl by U.S. troops - アメリカ軍が発行する新聞 Stars and Stripes が "The First Breath of Tengan Rei" (レイ、最初の呼吸)という映画を紹介している。

「レイ、最初の呼吸」は、アメリカ兵に暴行を受けた沖縄の少女が10年後にアメリカに渡り、犯人の子どもを誘拐するという話らしい。梶野純子と Ed M. Koziarski の監督作品。1995年に起きた痛ましい事件から着想を得ているとのことだ。記事は、反基地の人からは「批判が手緩い」という評価が出ていること、米軍基地内での上映には許可が下りなかったことなどを伝えている。

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2008年 12月 16日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.15

イラク占領の米政府報告書

‘Hard Lessons: The Iraq Reconstruction Experience’ - ニューヨーク・タイムズ紙が入手したアメリカ政府のイラク復興支援総括報告書。イラク占領の正史となるもののようだ。500ページ以上あり、紹介の記事 "Report Spotlights Iraq Rebuilding Blunders" しか読んでいないのだが、なかなかおもしろそうだ。情報機関や軍部のずさんな報告により、復興計画は、最初から破綻を来たしていたらしい。

日本についての言及を検索してみると、イラクと第2次大戦後の日本の占領を比べるくだりで出てくるほかは、日本が復興支援に巨額のお金を出したということが一回触れられているだけのようだ。ブッシュのリップサービスとは裏腹に、“正史”では、日本の自衛隊の派兵は脚注にすら入らないほどの些末な出来事だったようだ。

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2008年 12月 15日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.14

ガザからの旅立ち

Dignity Ship Leaves Gaza with Palestinian Students - 経済封鎖を突破してガザに寄港した Free Gaza の船が、帰りの便で11人のパレスチナ人学生を出国させた。ヨーロッパやカナダの大学に入学を許可されながら、イスラエルが出国を許していなかった学生たちである。Free Gaza によれば、ガザには700人以上の学生が同様に足止めを食っている。

半年前のフルブライト奨学生たちの時は、イスラエル領内に入れないためビザが取れないというのが問題だったようだ。だから、今回、イスラエルを経ずに出国したというのは、就学先の国の学生ビザを入手していないということで、事の成り行きは、もう少しの間、見守る必要があるようだ。

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2008年 12月 14日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.13

コレラと介入

Cholera does not exist in Zimbabwe, says Mugabe - ジンバブエのコレラ感染は依然として広まっていると見られるが、ムガベ大統領は「医師らの努力によってコレラの流行は阻止された。ジンバブエにはコレラはない」と語った。

この発言は英仏米の首脳が辞任を呼びかけたことに対するもので、ムガベ大統領はこれらの国々がコレラを口実に侵略と政権転覆を企んでいるとし、「コレラがなくなったことで、戦争の大義もなくなった」と言いたかったらしい(政府系ヘラルド紙 "Cholera: President thanks health staff, WHO"、AFP電 "Mugabe accuses media of 'distortion' over cholera statement")。

アフリカ諸国の中では、ケニアのオディンガ首相がアフリカ連合による軍事介入の可能性を示唆する発言をしている(AP電)。ボツワナのスケレマニ外相は石油の禁輸措置によって政権崩壊を試みるという案を語っている。しかし、全体的にはアフリカの国々は介入には消極的だ。国連安保理では、今年7月に「ジンバブエは国際的な脅威ではない」という理由で中国、ロシアなどの反対により、経済制裁が否決された(エコノミスト紙)。

市民が極度に困窮して人道的な危機に瀕している国の独裁的な政権とどう向き合うのかは、私たちの身近な問題でもある。そう考えながら見守る。見守ることしかできないのが、もどかしい。

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2008年 12月 13日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.12

シカゴの労働者は勝利した

数日前に、シカゴで、突然解雇を申し渡された労働者が工場で座り込みをしているという話を書いた。今日は、その幸せな結末について書くことができる。

AP電 "Chicago workers end sit-in at closed factory" によれば、労働者の抗議を受けて、融資を拒否していたバンク・オブ・アメリカが Republic Windows & Doors 社に135万ドル(約1億2千万円)の貸し付けを行なうことに合意した。また、別の銀行が40万ドル(約3,700万円)の融資を行なうことを申し出た。これらのお金は失業した労働者への支払いのためという用途が設定されており、労働者たちは解雇の事前通知期間である2か月ぶんの給与、健康保健、未消化の有給休暇ぶんの給与を受け取ることになった。これらの決定を受け、労働者たちは投票によって工場占拠を終了することを議決した。

彼ら彼女らが職を失ったという事実は変わらない。しかし、彼ら彼女らは働く人間として当然の扱いを要求し、それを勝ち取って去っていく。組合の代表は「こういうことが起こった時、食い下がり、はっきり意見を述べれば、勝つことができるということを、全国の労働者に模範として示せたと思う」と語っている。

アメリカで働く者だけではない。世界中の働く仲間を勇気づけてくれたと思う。私も、高く拳を上げ、連帯を示そう。

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2008年 12月 12日 午前 12:23 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2008.12.11

辞書は時代を映す鏡

イギリスの出版社の子ども用の英語辞典(つまり、日本で言う「国語辞典」)が新版を出すにあたって行なった単語の取捨選択が話題になっています。英テレグラフ紙の記事 "Words associated with Christianity and British history taken out of children's dictionary" の末尾に消えた語と新たに収録された語のリストがあるので、ぜひご覧ください。

Oxford Junior Dictionary という1万語規模の辞書で、7歳以上用ということです。去年出た版のことのようです。キリスト教関係の語のほか、動植物の名前が軒並み削られています。代わりに入ったのは、blog、broadband といった新技術に関するもののほか、tolerant、democratic など。子どもたちの自然に触れる機会が減ったことを反映する変更だそうです。

「どんぐり」は載ってないけど「添付書類」は載っているわけですか。なるほど。まあ、辞書から消えても、ネットで調べればいいから大丈夫ですね!

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2008年 12月 11日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.10

世界人権宣言60周年に

中国の法律家、作家、教員など303人が署名して「08憲章(零八宪章)」という文書を発表した。抗日戦争後に誕生した新中国は「人民共和国」と名乗るものの、実際は「党天下」であるとして、一党独裁制の打破を呼びかけている。

AP電 "300 Chinese activists sign public call for rights" で知った。憲章の本文は「民主中国」というサイトにあった。署名者のリストにはチベットやウイグルの人はいないように思う。

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2008年 12月 10日 午前 12:00 | | コメント (8) | トラックバック (2)

2008.12.09

シカゴで解雇された労働者が工場を占拠

Chicago factory layoffs: A 'wake-up call to America' - シカゴで、突然解雇を言い渡された労働者たちが工場を占拠している。Republic Windows and Doors という会社が先週の金曜日、二百数十名の従業員に即時解雇を通知した。最近の売り上げの低迷を理由にバンク・オブ・アメリカ銀行が貸し付けを拒否したため、資金繰りが立ち行かなくなったためだという。これに対し、従業員たちは、事前通知がされておらず解雇は無効であり、即時解雇をするならば事前通知期間ぶんの給与を支払う必要があると迫り、工場と倉庫で座り込みを始めた。

日曜日には、オバマ次期大統領が「彼らは働いて稼いだ給料が支払われるのを求めているわけで、全くもって正しい。ここで起こっていることは、アメリカ経済の全般にわたって起こっていることの反映だと思う」と述べ、ストライキ中の労働者を全面的に支持する姿勢を明らかにした。

まだ大統領の職に就いていないから言えるのだろうという気もする。日本の“次期首相”は同じような発言ができるだろうか。ちょっと心許ない。

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2008年 12月 9日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.08

タージマハルを建てる

Bangladesh gets its own Taj Mahal - バングラデシュの首都ダッカ近郊にタージマハルのレプリカが建設されたという話。バングラデシュの人々は貧しいので、タージマハルを見に行きたくてもなかなか行けない。インドに行かなくても見られるようにしようと、富豪が5,800万ドル(約54億円)の私財を投じて作ったそうだ。

タージマハルって、そんなに素敵なものだろうか。私はさほど感動することができなかったけど。何かもっとよいお金の使い道があるような気がする。そもそもレプリカって、人は見に行きたがるものなのだろうか。

Taj Mahal

写真はインドのアグラにある本物。あまりに対称的なので、写真が撮りにくかった。この写真は工夫して撮ったつもりなのだが、やっぱり全然おもしろくない。

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2008年 12月 8日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.07

トルコ人の謝罪

Turkish intellectuals give personal apology for 1915 events - トルコの英字紙 Today's Zaman の5日づけの記事。トルコ国内の知識人有志が1915年にオスマン・トルコによって行なわれたアルメニア人の強制移動に関しての謝罪を公開したことを伝えている。「私の良心は1915年にオスマントルコ支配下のアルメニア人が被った大きな災厄に対する無関心や否定を許さない。私はこの不正義を拒絶し、自らの意志によって、感情と痛みをアルメニアの兄弟姉妹たちと共有し、謝罪する」というのがその文面らしい。呼びかけ人として Baskın Oran、Ahmet İnsel、Ali Bayramoğlu、Cengiz Aktar という名前が挙げられている。アルメニア人のジェノサイドについて語るだけで刑事罰の対象となるトルコにおいて、これはとても勇気ある行動だ。

続報の "Nationalists react to intellectuals’ courageous apology" では、この謝罪に対するナショナリストたちの反発の声を拾っている。「トルコの歴史には、ジェノサイドという汚点は存在しない」「この知識人たちは歴史を知らない」等々。

反対の方向からは、「トルコにも良心的な人がいることは既に分かりきったことであり、国に謝罪を要求しなくては意味がない」「『大きな災厄』という表現はこれが何に関する謝罪であるかをあいまいにしている」などの厳しい意見も出ているようだ。

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2008年 12月 7日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2008.12.06

労働の変貌

Japan's Recession Hits 'Temps' - ウォールストリート・ジャーナル紙が日本の期間労働者の雇い止め問題を取り上げています。いすゞの派遣労働者が解雇通知は無効だと裁判所に申し立てていることなどを報じるほか、1988年には18%だった短期雇用が1998年には24%に、そして現在では35%にも上っていることを伝えています。「最近の野蛮な日本経済の言い回しでは、彼は『使い捨てのできる』労働者だ」「規制緩和によって増大した派遣労働者層は二流市民のように扱われていると語る」など、ぐさりと来るような表現もあります。

非正規雇用、組合組織率

ふと思い立って、記事にあった非正規労働者の比率のグラフに、労働組合の組織率のグラフを重ねてみました。データは非正規雇用の数字が総務省統計局の労働力調査長期時系列データのページから、組合組織率の数字が独立行政法人労働政策研究・研修機構の労働統計データ検索システムからです。どちらも10%台から30%台の数字なので、きれいに重なります。

組合は、正規雇用から外れてしまった人をまるまる取りこぼしてしまった、という感じでしょうか。組合にもいろいろあると思いますが、非正規の人は入れない組合が多いなら、組織率が低下するのは当たり前のように見えます。非正規の人も入れる組合が多いなら、入るメリットをどれだけ訴えることができたかということになるのでしょうね。いずれにせよ、上のグラフの2本の線は無関連の事象ではないようです。

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2008年 12月 6日 午前 12:00 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2008.12.05

帰郷

毎日新聞「ハンセン病元患者:70年ぶりに帰郷、幼なじみと再会」 - 13歳でハンセン病と診断され、施設に隔離された少年が、81歳となって、はじめて本名を名乗って帰省し、子ども時代の友人たちに会ったことを伝えている。

読売新聞の先月末の記事は、この元患者が昨年、菩提寺に墓参りの意向を伝えたら、寺から暗に断られたという驚くべき事実を記している。

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2008年 12月 5日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.04

クラスター爆弾とともに生きるラオス

Forty years on, Laos reaps bitter harvest of the secret war - 英ガーディアン紙がラオスの人々の不発弾とともにある日常を伝えている。

Hmong Village, Laos, by GothPhilラオスはベトナム戦争で、北ベトナム軍の輸送ルートを破壊しようとするアメリカ軍によって激しい爆撃を受けた。記事では、1964年から73年の間、8分おきにB-52爆撃機1機分の爆弾が落とされた計算になると書かれている。多くのクラスター爆弾が不発のまま、地中に残った。2億6千万発の子爆弾のうち8千万発が不発弾となったと考えられている。農耕地の37%が危険地帯となった。

近年の金属の高騰により、爆弾の破片集めがブームになっている。しかし、誤って不発弾に触ってしまう事故が後を絶たない。少なくとも1万3千人が死傷したと見られる。

ラオスもクラスター爆弾条約に署名した。署名国は10年以内に不発弾の撤去を行なわなければならない。これまでに撤去できたのは8千万発のうちのわずか40万発だけだ。

写真は GothPhil さんが CC-by-nc-nd で公開しているもの。もし私がクラスター爆弾の恐ろしさをもっとよく知っていたら、こういう写真のほうを選んだかもしれません。

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2008年 12月 4日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.03

カナダ、政権交代へ

Opposition poised to take control of Canada without winning an election - カナダで選挙のないまま政権交代が起こるかもしれない。野党の自由党と新民主党が連合を組み、保守党のハーパー政権に退陣を迫っている。

来週の月曜日にハーパー政権提出の経済政策に関する予算案の議決があり、それが信任投票となるらしい。不信任となった場合、保守党が政権を野党に譲ると見られている。議会が解散される可能性もある。

なんか、それに比べて日本はだらだらやってる感じがするな。

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2008年 12月 3日 午後 01:54 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.02

コレラ、そして断水

Zimbabwe cuts water supply to Harare - ジンバブエではコレラが大流行しており、水道の殺菌に使う薬が底をついたとして、水道公社が首都ハラレへの水の供給を停止した。安全を保証できない水を提供するわけにはいかないという考えは理解できるが、人々はますます汚い水を手に入れて使うことを迫られるのだろう。

ムガベ政権の御用新聞 The Herald の12月1日づけの記事 "Most Harare suburbs go without water" によれば、足りない薬品は硫酸アルミニウム(aluminum sulfate、硫酸バンドとも呼ばれるらしい)。

国外の反政府系 The Zimbabwean のまとめでは、11月28日の時点でコレラによる死者は425人。罹患者は前週から倍増して11,000人を越した。半数超がハラレに集中している。これは病院で手当てを受けた人を数えたものなので、実際の死者は5倍近くになるのではないかと伝えている。

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2008年 12月 2日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (11)

2008.12.01

行きずりの恋や不倫が多い国

人口1千万以上のOECD加盟国のふしだら度ランキングだそうだ。英タイムズ紙 "Britain on top in casual sex league" による。元の調査は New Scientist に載っているそうだが、ウェブでは見られなかった。

  1. イギリス
  2. ドイツ
  3. オランダ
  4. チェコ
  5. オーストラリア
  6. アメリカ
  7. フランス
  8. トルコ
  9. メキシコ
  10. カナダ
  11. イタリア
  12. ポーランド
  13. スペイン
  14. ギリシャ
  15. ポルトガル

48か国で14,000人を対象に、パートナーの数、行きずりの恋の数、今後5年間で何人と寝ると思うか、カジュアル・セックスという考えについてどう思うかを尋ね、sociosexuality という指数で数値化したらしい。

上の順位表は人口1千万以上の国だけなので、全体ではイギリスの前にフィンランド、ラトビア、クロアチア、スロベニアなどの国々が入っているそうだ。最低点は(つまり、性について一番保守的なのは)は台湾。

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2008年 12月 1日 午前 12:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

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