イギリスが買春を厳罰化
For men who pay for sex with trafficked women, ignorance is no longer a defence - 英ガーディアン紙の記事。イギリス政府が買春の厳罰化を検討している。イングランドとウェールズで売春に携わっている女性は88,000人に上るが、その7割は人身売買でイギリスに連れてこられた人たちだと見られている。現代の奴隷制とも言われる人身売買を根絶するためには、買春する男性を厳しく罰することが必要だとスミス内相は語っている。
公表された法案では、第三者にコントロールされているセックスワーカーに金銭を渡せば、刑事処分の対象となる。これは故意、過失の立証を要することなく適用される無過失責任で、第三者に管理されているとは知らなかったというのは免責の根拠とはならない。買春をしようとして捕まった場合は名前が公表される。人身売買された人だと知りつつ買春すれば、レイプとして扱われる。
人身売買は世界的な問題だから、日本でも同じような議論がこれから行なわれるのだろうか。
2008年 11月 21日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
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