パレスチナと言えば
「クーフィーヤ」という綴りでいいのかな、パレスチナのスカーフ(keffiyeh)。アラファト大統領がいつもかぶっていた、白地に黒の網目模様のやつです。あれについての記事がAFPから配信されています - "Iconic Palestinian headscarf outgrows Mideast conflict"。
ちょっとショックだったのは、パレスチナでも中国製のものが出回っているという話。地元の生産者が「以前は15台の織機を20時間動かしても注文に間に合わなかったのに、今は4台を8時間しか動かしていないよ」と嘆いています。あとは、海外でもファッションになっているが、保守派が「テロのシンボルだ」みたいな難癖をつけることがあるとか、パレスチナの若者はクーフィーヤよりも整髪用のジェルのほうが好きみたいだとか、老人はクーフィーヤがパレスチナ解放闘争のシンボルになる前から用いていて「もうこれは私の頭の一部だよ」と言う、などの話が書いてありました。
ラマラの露天商の写真は Flickr で D'Arcy Vallance さんが CC-by-nc-nd で公開しているものです。アラファトの蝋人形の写真と、どっちがよかったかな。
2008年 8月 30日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
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