表彰台でチベットに連帯
男子重量挙げ94キロ級で銀メダルをとったポーランドのシモン・コレツキー(Szymon Kolecki)選手は、試合当日に髪を剃った。「この髪型は今朝からです。どうして剃ったかは言うことができません。オリンピック憲章が禁止していることと関係しています。象徴的なものだと言っておきましょうか。」母国のメディアの取材に答えて、彼はこう語った。
もちろん、中国政府のチベット弾圧に抗議して髪を剃ったのである。ラサの僧侶たちへの連帯を示すために。
チベットに関するニュースサイト Phayul の "Polish Silver Medalist Kolecki's Tibet protest" という記事で知った。
ウォールストリート・ジャーナル紙のブログの記事("A Hairless Gesture of ... Something")に、メダル授与式で彼に取材したポーランドの雑誌や、今回ニュースを流した市民団体の名前などが載っている。それらを見てみると、どうも彼の名字は Kołecki みたいなので、「コウェツキー」と表記するのが正しそう。
2008年 8月 22日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 表彰台でチベットに連帯:
» 「どうせ」や「しょせん」と対極の世界--オリンピック・アスリートを称える トラックバック ペガサス・ブログ版
先ほどまで柔道の最重量級の決勝を見ていました.このイベントに至るまでにどんないわく因縁があったとしても,そこでアスリートたちが闘う姿は本当に美しいですね・・・どの競技であれ.なぜそう感じるかと考えてみると,やはりそれまでの経緯に何があったとしても,戦いの場という限られた時空での選手たちはホントに真剣勝負で,そこにはウラが一切ない,ということではないかと思います.見えているものがすべてなのです(後でドーピング問題が出ないことを祈ります!). 応援のクリック歓迎 (1日1回まで) 日常の現実ではな... 続きを読む
受信: 2008/08/25 22:23:07
この記事へのコメントは終了しました。
コメント