空港に住む
German woman spends decade in Palma's airport - 英ガーディアン紙の記事。スペインのカタルーニャ沖に位置するマジョルカ島の空港の待合室に10年間住んできたドイツ人女性を紹介している。
現在48歳の Bettina さんは、恋に破れ、仕事も失った後、新たな人生を始めようとマジョルカ島にやってきた。太陽の中で暮らしたかったからだ。しかし、やがてこの島での仕事もなくなって、行く場のないベッティーナさんは、空港の待合室で寝起きするようになる。空港の化粧室で体も洗うし、洗濯もするので、身ぎれいだ。昼間は本を読んで暮らす。猫も飼っているらしい。お金をくれる人も時々いるが、お金をせびったりはしない。友だちがよく差し入れをしてくれる。
空港の人たちも彼女のことはあまり気にしていない。空港管理会社の広報担当者は「彼女は今までだれにも迷惑をかけたことがありません。ここは公共の建物ですから、施設を使っても構いません。トイレで体を洗ったり洗濯をしたりするのも自由です」と言う。
さらっと訳してしまったが、「ここは公共の建物ですから、施設を使っても構いません」って、すごくすてきな発言だと思った。
2008年 8月 10日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
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http://eunheui.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_53e7.html
トム・ハンクス主演のターミナル
を思い出しましたねぇ。
ここは公共の建物ですから、施設を使っても構いません
ドラマチックですねぇ。
ターミナルの映画の中でトム・ハンクスは架空の国である... 続きを読む
受信: 2008/08/10 15:08:04







コメント
トラックバックが通らないので、フランスのシャルルドゴール空港に住みついた移民の話を書いた記事のリンクを置かせて下さい。
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-94.html
>「ここは公共の建物ですから、施設を使っても構いません」
本当に素敵な発言です。
投稿: 村野瀬玲奈 | 2008/08/10 18:43:07
村野瀬さん、
fc2からココログへのトラックバックは、かなりの確率で闇に葬られてしまうみたいです。すみません。
空港で暮らす人の話をどこかで読んだんだけどな、と思っていたのですが、村野瀬さんのところだったんですね。非常に考えさせられる話です。みなさまに一読をお勧めいたします。
投稿: うに | 2008/08/10 22:04:50
何の寓話だったか分かりませんが,「自分だけならいいだろう」とみんなが蜂蜜か何かの壺に指をつっこんで舐めたら,空っぽになった,というような話がありますね.これを思い出してしまいました.ホームレスの人たちがみなマジョルカ島の空港を目指したらどうなるだろうか,と思ってしまいます.もちろんこの論理で,ふつうの管理者は排除するのでしょう.
投稿: yamamoto | 2008/08/11 21:01:04
yamamotoさん、こんにちは。
実際には、おいしそうな話があっても、人それぞれ、事情もあるし、価値観も違うし、大挙して押し寄せるなんてことは、めったにないものだと思うんですけどね。どうでしょう。
投稿: うに | 2008/08/11 21:27:10
マジョルカ島の空港は,さしあたったそのような心配のない「のどかな」状況にある,ということでしょうね.
投稿: yamamoto | 2008/08/11 21:42:32
実際には楽園のようなところなどないのだと思いますが、のどかそうに見えますね。
投稿: うに | 2008/08/12 9:47:25