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2008.08.14

LAのファスト・フード出店規制

Los Angeles Stages a Fast Food Intervention - ロサンゼルス市の市議会は先月、South Los Angeles 地域でのファスト・フード店の出店を一年間認めない方針を決定した。記事によれば、(かつて South Central と呼ばれていた)南LAは低所得者の多く住む地域で、既にファスト・フード店は数多く存在している。住民の肥満が著しいので、この条例で健康に悪いファスト・フード店をできる限り排除し、これとは別に食料品店の出店を助成する対策をとるということらしい。

規制に反対する人たちからは、食べるものを選ぶ個人の自由にまで政治が介入するのかとか、住民の知性を見くびった措置で差別的だなどの声が上がっている。それに対し、規制を支持する人たちは、そのようなことを言えるのは疎外された地域の実状を知らないからだと言う。南LAではファスト・フード店ばかりが増えてきたので、今では家で料理する材料を買うのにも不自由で、規制によって新たな種類の店ができて選択肢が増えることのほうが大切だと言うのだ。

日本でのコンビニの深夜営業やメタボに関する議論に引きつけて考えたい気もするが、無制限の個人の自由ばんざい、規制に断固反対という原理主義的な立場以外の立ち位置から一般論をするのは、なかなか難しい。

追記:7月30日づけの Los Angeles Times 紙 "Council bans new fast-food outlets in South L.A."。

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2008年 8月 14日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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