健康保険限度額適用認定証
先月の初めに救急車で病院に運ばれて、そのまま入院していた連れ合いが昨日、6週間ぶりに家に帰ってきました。さっそく、家の掃除のしかたが不十分だの料理の手際が悪いだの、文句が多いです。次に入院する時には、口の悪いのも治して来てほしいと思います。
この人は十年ほど前にも大きな手術をしたのですが、その時は費用の3割負担ぶんを一旦払って、後で高額医療費の還付を申請しました。今回は、還付で戻ってくるぶんを差し引いた額(自己負担限度額。1か月あたり、1%負担+約8万円のような計算。計算式は、たぶん、これ)だけを窓口で払えばよくなっていました。
これは昨年4月に導入された「70歳未満の者の入院に係る高額療養費の現物給付化」による変更です。厚生労働省のサイトに概要や告知文があります(十分に宣伝されていないように思えます)。病院での支払いの前に健康保険限度額適用認定証というのを自分の入っている健康保険からもらっておかなければなりません。
金持ちでなかったら、おちおち病気にもなれないと感じてしまう世の中。後で戻ってくると言っても、手術代のようなまとまったお金を用意できない人はたくさんいるはずです。限度額適用認定証の制度は、一歩前進だとは思いますが、あらかじめ申請しなくてはならないというのは、望ましい形態ではないと思います。一人暮らしで入院してしまった場合など、どうやって手続きをすればいいというのでしょう。ぜひ、もう一歩、福祉を前に進めたいものです。
2008年 7月 18日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
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コメント
>次に入院する時には、口の悪いのも治して来てほしいと思います
思わず口許がほころびました。
謝罪やの感謝の言葉をくどくどと述べられるより、どれだけ奥様のお心遣いがお優しく、またそれを受け止められているウニさまの心根がいかなるものかも、手に取るように伝わりました。
投稿: argon | 2008/07/21 23:39:29
argonさん、コメントありがとうございます。
けっこう真剣に「癪に障るなあ」と思っているんですが、端から見れば、微笑ましく見える部類なのかもしれません。
投稿: うに | 2008/07/22 21:33:06