死にゆく猿
Orangutan may be extinct in 3 years - インドネシアのジャカルタ・ポスト紙の記事。カリマンタン島(ボルネオ島)の中部に住んでいるオランウータンが、あと2、3年のうちにも絶滅してしまう危険性があると報じている。
カリマンタン島中部には約31,300頭のオランウータンが棲息していると考えられてきたが、保護運動家によると、実勢は2万頭程度であると思われる。森林を伐採してヤシ畑がどんどん作られており、オランウータンたちは住み処を奪われている。私にはヤシ油なんてあまり身近に感じられないのだが、かなり急速に開墾が進んでいるらしく、2006年だけで1,600頭のオランウータンが犠牲になったそうだ。
絶滅が危惧されると言えば、パンダなんか千数百頭しか残っていないというのに、東京に連れてきていいのだろうか。かわいいし、友好の証しを示してくれることはとてもうれしいことなのだけど。
消えかかっている動物たちが動物園で簡単に見られることは、私たちに誤った安心感を与えないだろうか。無邪気に動物たちに手を振る子どもたちに、「あなたがおとなになるころには、パンダもオランウータンも、いなくなっちゃっているかもしれないんだよ」って、私たちはうまく伝えられるだろうか。
2008年 5月 9日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12988/41134166
この記事へのトラックバック一覧です: 死にゆく猿:







コメント