隔てる壁
チェコ中部のハブリチュクフ・ブロト(Havlíčkův Brod)という小さな町で、市営住宅の敷地の中のロマ(ジプシー)の人たちとそれ以外のチェコ人たちの住んでいる部分の境にコンクリの塀を作るという話を読んだ(Fence cutting off Roma people gets building permit)。町がこのほど建築許可を出し、費用の半分を負担する決定をしたが、塀を作れと言い出していた住民たち(ロマではない人たち)が費用の残りの半分を負担しようとせず、計画が宙ぶらりんになっているとのこと。
ロマではない人たちは、ロマの人たちが大きな音を出したり、建物や車に傷を付けたり、花壇を荒らしたりすると言う。ロマの団体の活動家は、壁を作るのは何の解決にもならず、就職口を斡旋したり、子どもたちの遊ぶ場所を作るほうがずっと効果的だと語る。
チェコでは、1999年に別の町で同様な壁が作られたが、ヨーロッパ議会を巻き込んだ議論になり、翌年、撤去されたと記事は伝えている。
日本でも、外国人労働者などが増えるにつれて、こういう話が出てくるのかなと思う。そんな時、チェコで壁が問題の解決になったのかどうかを検証するといいと思い、ここに書き留めておく。
2008年 5月 10日 午前 12:11 | Permalink | この月のアーカイブへ
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