« 見送られたJPEPA批准審議 | トップページ | 和解を歌う »

2008.04.28

著作権切れを待つヒトラー

イスラエルのハアレツ紙が "Another struggle over 'Mein Kampf'" という記事で、ドイツでヒトラーの『わが闘争』を積極的に出版しようという動きがあることを報じている。

現在、ドイツでは『わが闘争』の出版や販売は禁じられている。ヒトラーは1945年に死んだので、著作権保護期間が70年のドイツでは、2015年末にこの書籍もパブリック・ドメインになる。それを受けてネオナチたちが宣伝用に出版を計画する前に、偽りや矛盾などを指摘する注釈を付けた版を世に問うておいたほうがいいのではないかという議論だ。そのような批判校訂版を作るために公費を用いるべきだとの意見も出ている。

現在、ナチスの出版物の著作権はババリア州政府が所有しており、『わが闘争』の出版や販売はババリア州政府の意向によって差し止められているようだ。ドイツにはナチスの紋章や文書物を禁止する法律があるにはあるらしいが、その法律が制定される前に存在していた『わが闘争』には遡及適用はされないということらしい。

このブログで

Tags: , , ,

2008年 4月 28日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 著作権切れを待つヒトラー:

コメント

コメントを書く