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2008.04.17

怒る生徒たち

フランスでは、3月の終わりから連日、高校生による大規模なデモが続いている。15日に行なわれたパリのデモは警察発表で2万人、主催者側発表で4万人から5万人にまで膨れあがった。AFP電 "French students march against teacher cuts" によれば、投石と催涙弾の応酬になり逮捕者も出た模様。

フランスの高校生のデモ高校生たちが求めているのは、新自由主義路線のサルコジ政権が決めた教職員11,200人の削減の撤回だ。サルコジ大統領は、退職者の非補充と非正規雇用の教職員の増員によって、より効率的な教育を目指すとしている。生徒たち、父母、そして教職員からの反対の声は強まるばかりだが、Xavier Darcos 教育相は頑として計画の見直しに応じていない。抗議行動は5月15日、24日にも予定されている。

リベラシオン紙の "Education: les petits calculs de Darcos" によると、フランスの高等学校での生徒対教員比は全国平均で28:1だそうだ。都市部では35ないし36対1にまで上がっている。それでも日本よりずいぶんいいような気がする。調べてみなくては。

写真は philippe leroyer さんが Flickr で CC-by-nc-nd で公開しているもの。15日の撮影。白黒写真だから、「1968年です」と言われても信じてしまいそうである。1968年と2008年が連続していることを強く感じさせる作品だ。

(後になって読み返す時のための独り言:今、職場が悲惨なことになっている。そのことについて書かず、ひとさまの教育について書くことが逃避にならないよう、中でしっかりと責任を果たしていく。)

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2008年 4月 17日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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