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2008.04.23

サドル・シティの学校で

Iraqi children desperate to learn in ruined schools - ロイター電の伝えるバグダッドの学校の状況。銃撃戦などがあって危ないこと、建物が傷んでいて修理も追いついていないことのほか、子どもの数に対して教室が全く足りていないことが紹介されている。サドル・シティでは、学齢期の子どもが50万人いるが、校舎は260しかない。一つの教室に70人もの子どもが詰め込まれて授業が行なわれる場合もある。また、同じ教室で、朝、昼、晩と3組の別々の子どもたちが学ぶようなところが多い。

湾岸戦争の前、イラクの教育は中東で人もうらやむほど充実しており、識字率も100%に近かった。しかし、その後の経済制裁と戦争で教育が荒廃し、現在、大人のイラク人の3分の1が文字を読むことができない。教師の待遇も著しく低下し、今では月収は12万ディナール(100ドル、1万円)ほどだ。これでは生活もままならない。

近くで戦闘があっても、サドル・シティの子どもたちは学校に行きたがる。友だちに会いたいから。勉強して、医者になって、けがをした人たちを治療したいから。

サダム・フセインが悪いとか、アメリカが悪いとかいうのではなく、「大人たち」が彼ら彼女らの未来をめちゃくちゃにしてしまったような気がする。

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2008年 4月 23日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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