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2008.03.07

イスラエルの大学で

Academic freedom? Not for Arabs in Israel - The Electronic Intifada の記事でイスラエルのアラブ系市民と高等教育の現状を知る。

イスラエルの南部のスデロットという町がある。ガザからハマスのカッサム弾による攻撃を受けているところだ。そこに Sapir College という大学があり、Nizar Hassan さんというアラブ系の教員がいる。ハッサンさんは映画監督であり、映像論を教えているらしい。数か月前、一人のユダヤ人の学生がクラスに軍の制服を着て現われた。そのことを注意したせいで、今、彼は「イスラエルの軍服に敬意を示さなかったため」という理由で職を解かれそうになっているらしい。

ハッサンさんの主張は傾聴に値する。彼は自分がアラブ人だからイスラエル軍の制服に文句をつけたのではなく、軍服というものは、それがどの軍のものであっても暴力の象徴であり、彼のクラスの中では許されないと主張しているのだ。そういう普遍的、人間的な価値に基づいた主張を大学当局側は理解しようとしない。彼を人間として見る前に、「アラブ人として見て」いるのだ。

実際のところ、イスラエルの大学では、「アラブ人である」ことの有標性はあらゆる局面で見て取れるようだ。イスラエルの人口に占めるアラブ系市民の割合は約5分の1。しかしアラブ人学生の割合は15分の1だ。さらに、アラブ人教員は全教員の1%にも満たないと記事は伝えている。

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2008年 3月 7日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ このエントリーを含むはてなブックマーク

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