パレスチナ人になる
イスラエルのハアレツ紙 "Israeli pianist Daniel Barenboim takes Palestinian citizenship"、エルサレム・ポスト紙 "Barenboim granted PA 'citizenship'"。故エドワード・サイードとの協力関係で有名な指揮者でピアニストのダニエル・バレンボイムさん(このブログには3年ぶりの登場です)がパレスチナの市民権を得た。イスラエル国籍を放棄するわけではないだろうから、象徴的な意味合いのものだが、バレンボイムさん自身は、イスラエル人である自分がパレスチナの旅券も持つことになるのは「イスラエルとパレスチナの共存のよい例となる」と語っている。「お互いとともに生きなくてはならないのは祝福だとも言えるだろうし呪いだとも言えるだろう。私は祝福だと考える」とも。
2008年 1月 15日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
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