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2008.01.22

老兵の言葉

France's oldest vet was critic of war - フランスで、Louis de Cazenave さんという老人が亡くなった。110歳だった。彼は第一次世界大戦(1914-18)で戦った兵隊だった。第一次世界大戦で兵役に就いて今でも生きているフランス人は、残りあと一人になってしまった。ロイター電は Cazenave さんの言葉を伝えている。

仏独の前線の間で横たわる傷痍兵の声を聞くべきだ。みんな母親を呼び求めていた。ひと思いに殺してくれと言っていた。
井戸に水を取りに行ったら、ドイツ兵がいた。そいつらに話しかけたんだ。そいつらは俺たちと全く同じだった。もう戦争はこりごりだと言うんだ。

彼はまた、愛国心とは何かと問われて、「人々に何でもがまんさせてしまうもの」と答えている。戦争はばからしく、意味がない。

戦争を正当化できるものなど何一つない。何一つ。

平和を守ろうとせず、戦争を美化するような人たちが世に数多くいることを苦々しく思いつつ、私はこの老兵の死を悼む。

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2008年 1月 22日 午前 01:08 | | この月のアーカイブへ

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