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2007.05.18

尾身財務相をめぐる記事二つ

尾身幸次財務大臣が17日に記者会見を行なった。大して注目すべき発言があったわけでもないらしく、これを書いている時点では、日本の新聞社のサイトでは朝日にロイター通信の記事が載っているぐらいのようだ。この日発表された1月から3月のGDP値に基づいて、日本の経済が順調な回復過程にあると語ったことが伝えられている。

ロイターは尾身財務相の会見について英文の記事も配信しているのだが、書いてある内容が全然違う。記事は "Japan's Omi says Wolfowitz doing a good job"。身内へのお手盛りの昇給を指示したことで世界中から大きな批判を受け、辞任に追い込まれつつある世界銀行のウルフォウィッツ総裁について、「彼はいい仕事をやっていると思う。我々は彼の働きぶりを高く評価している」と語ったことを紹介している。

もちろん、みんなが悪口を言っている時にそれに加わらないのはよくない、などと言うつもりはないが、(1) そこまでしてアメリカに尻尾を振るのか、(2) そこまで世論による批判を軽視するのか、と驚かざるを得ない。

このうち、第2点に関しては、いかに安倍内閣の閣僚が鈍感で傲慢であるかのいい例であると言えると思うが、もとを正せば、ナントカ還元水に何百万も使ったと言い張る農林水産大臣とか、「人権メタボ」とか言って平然としている文部科学大臣とか、狭義の強制性はなかったとか言って、旗色が悪くなるとだんまりを決め込む総理大臣とかが公職に留まることを許してきた私たちに罪があるのかもしれない。

最近書いた、英語の記事と日本語の記事で印象がものすごく違った例:

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2007年 5月 18日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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